
投資信託ってよく聞くけど、どんな商品なんだろう?
投資信託とは、複数の投資家から集めたお金をひとつにまとめ、プロの運用会社が株式や債券などに分散投資してくれる金融商品です。
証券会社によっては100円からの少額で始めることができ、プロが運用してくれるため、手間をかけずに資産運用ができます。
本記事では、投資信託の仕組みやメリット・デメリットを初心者向けにわかりやすく解説します。また、投資信託を選ぶポイントや始め方についても詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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投資信託とは?基本的な仕組み
投資信託はリスク分散のために複数の銘柄に投資されるため、個別株に比べてリスクを抑えられるのが特徴です。ここからは、投資信託の基本的な仕組みについて詳しく解説していきます。
投資家から集めたお金をまとめて運用する
投資信託の基本的な仕組みは、複数の投資家から集めたお金をひとつにまとめ、それを運用会社が株式や債券、不動産などに投資して運用することです。
個別株を複数購入する場合には一定の資金を用意する必要がありますが、投資信託なら1つの商品を購入するだけで良いため、少額からでも始められます。
プロの運用会社が投資先を選び、日々の運用を行うため、初心者でも安心して投資を始められるのがメリットです。
自分で銘柄を選ぶ必要がなく、投資の知識が少ない人でもプロの手腕を借りて効率的に資産を増やすことができます。



「プロが運用するため、初心者でも安心して分散投資ができる」という点が、投資信託の魅力です。
基準価額で1日1回取引される
投資信託は、基準価額という1日1回決まる価格で取引されるという特徴があります。
株式のようにリアルタイムで価格が動くのではなく、1日の終わりにその日の投資先の価格を基に基準価額が計算されます。
そのため、注文を出してもリアルタイムで取引が成立するわけではなく、1日1回の基準価額で売買が行われます。
この仕組みが、短期的な値動きを狙うのではなく、長期投資に向いている理由のひとつです。
長期的な視点でコツコツと資産を増やしたい人にとって、投資信託の仕組みは価格の変動に左右されにくく、安心して運用を続けられます。
運用コストとして信託報酬がかかる
投資信託には、信託報酬(運用コスト)がかかります。信託報酬は運用会社に支払う手数料であり、投資信託の純資産総額に対して一定の割合が毎日差し引かれます。
基本的に「ETF(上場投資信託)と比べて信託報酬が高め」であることが多く、とくにアクティブファンドはインデックスファンドに比べて信託報酬が高い傾向にあります。
そのため、長期保有を考える場合は、信託報酬が資産の成長に与える影響をしっかりと考慮することが大切です。
投資信託を選ぶ際には、信託報酬が低いインデックスファンドを選ぶことで、運用コストを抑えられます。


投資信託は大きく分けて3種類!
投資信託は、大きく分けてインデックス型、アクティブ型、バランス型の3種類があります。それぞれ特徴が異なるため、投資目的やリスク許容度に応じて選ぶことが大切です。
ここからは、3種類の投資信託の特徴をわかりやすく解説していきます。
インデックス型投資信託
インデックス型投資信託は、市場全体に連動するため、安定した運用が可能な投資信託です。
特定の株価指数(インデックス)に連動するように設計されており、値動きが比較的緩やかで長期的な資産形成に向いています。
代表的なインデックスには、以下のようなものがあります。
- S&P500:アメリカの主要企業500社に投資
- 全世界株式:世界中の株式市場に分散投資
- 日経平均:日本の主要225銘柄に投資
インデックス型投資信託は、市場全体の成長に合わせて資産を増やしていくことが目的で、手数料(信託報酬)が比較的低いため、コストを抑えながら安定したリターンを期待できます。


アクティブ型投資信託
アクティブ型投資信託は、プロの運用者が市場平均を上回るリターンを狙う投資信託です。
個別銘柄を積極的に選び、タイミングを見計らって売買することで、高いリターンを目指します。
- 高リターンを狙える
→成功すれば市場平均を大きく上回るリターンが期待できる - 手数料が高くリスクもある
→運用コスト(信託報酬)が高く、投資判断がうまくいかない場合は大きな損失を被るリスクも
アクティブ型は、高リターンを狙いたいがリスクを取る覚悟がある人向けの投資信託です。反対に、手堅く資産を増やしたい場合は、インデックス型の方が向いているかもしれません。
バランス型投資信託
バランス型投資信託は、株式・債券・不動産など、複数の資産に分散投資するタイプの投資信託です。
一つの投資信託で複数の資産に分散投資できるため、リスクを抑えながら安定したリターンを狙えます。
- 一つで分散投資が可能
→個別に銘柄を選ぶ手間がなく、リスクを分散できる - 初心者に向いている
→投資の知識が少なくても、自然とリスク分散ができるため、安心して始められる
とくに、リスクを抑えながら安定した成長を目指したい人におすすめです。
投資信託の4つのメリット
投資信託には、初心者でも安心して始められる4つの大きなメリットがあります。ここからは、投資信託のメリットを詳しく解説していきます。
少額から積立投資ができる
投資信託の大きなメリットは、少額から積立投資ができることです。
多くの証券会社や銀行では、100円からでも投資が可能なため、初心者でも気軽に始められます。
毎月少額ずつ積み立てることで、リスクを分散しながらコツコツと資産を増やしていけます。
これを「ドルコスト平均法」といい、価格が高いときは少なく、価格が低いときは多く買うことで平均購入単価を抑えられるのが特徴です。



少額から始められるため、まずは無理のない範囲で積み立てていくのがおすすめです。


分散投資でリスクを抑えられる
投資信託は、複数の銘柄に分散投資ができるため、個別株よりもリスクを低く抑えることが可能です。
たとえば、株式だけでなく、債券や不動産などに幅広く投資することで、特定の資産クラスが値下がりしても、他の資産クラスでカバーできる可能性があります。
とくに、インデックス型投資信託は、特定の株価指数(S&P500やTOPIX)に連動するように設計されており、市場全体に分散投資することができます。
これにより、個別企業の業績に左右されにくく、長期的な成長を期待しやすくなります。
リスクを抑えながら安定した成長を目指すなら、分散投資が可能な投資信託は強力な選択肢です。
プロが運用するので手間がかからない
投資信託はプロの運用会社が投資先を選び、日々の運用を行うため、自分で銘柄を選ぶ必要がありません。
そのため、投資の知識が少ない初心者の方でも安心して資産運用を始められます。
自分で銘柄を選ぶ必要がないため、日々の値動きをチェックする手間も少なく、忙しい人や投資初心者にとって大きなメリットです。
とくに「ほったらかし」で長期的に運用をしたいと考えている方には、投資信託がおすすめです。
NISAやiDeCoで長期的に積み立てられる
投資信託は、NISAやiDeCoと非常に相性が良いため、長期的な資産形成に向いています。
- NISA(少額投資非課税制度)
→売却益や配当金が非課税になるため、節税しながら資産を増やせる - iDeCo(個人型確定拠出年金):掛金が全額所得控除されるため、節税効果が高く、老後資金の準備に最適
これらの非課税制度を活用することで、投資信託の運用益を最大化することができるでしょう。


投資信託の3つのデメリット
投資信託には多くのメリットがありますが、注意すべきデメリットも存在します。投資のリスクを理解しておくことで、失敗を避け、賢く資産運用を進められます。
ここからは、投資信託の3つのデメリットを詳しく解説していきます。
信託報酬などの手数料がかかる
投資信託には、信託報酬などの手数料がかかる点がデメリットです。
信託報酬は運用会社に支払うコストで、投資信託の純資産総額に対して一定の割合が毎日差し引かれます。
- ETFと比べて信託報酬が高め
→ETF(上場投資信託)は証券取引所で取引されるため、信託報酬が低めに設定されていることが多いが、投資信託はやや高めに設定されている - アクティブ型はさらに手数料が高い
→インデックス型に比べて、プロの運用者が積極的に売買を行うアクティブ型は、信託報酬が高くなる傾向にある
信託報酬が高いと、長期保有するほど資産の成長に影響を与えるため、投資信託を選ぶ際は手数料が低い商品を選ぶことが重要です。


リアルタイムでの売買ができない
投資信託は、基準価額で1日1回の取引となるため、株式のようにリアルタイムで売買ができない点がデメリットです。
株式はリアルタイムで価格が変動するため、急な値動きに対して即座に売買の判断ができますが、投資信託は基準価額での取引となるため、注文した日の終値で売買が成立します。
急な相場変動に対応しにくいという欠点があり、短期売買を目的とする場合には向いていません。
ただし、長期的な資産形成を目的とする場合には、日々の値動きに一喜一憂せずに済むため、必ずしもデメリットとはいえないでしょう。
元本割れのリスクがある
投資信託でも元本保証はないため、元本割れのリスクがあることを理解しておく必要があります。
- 投資先の価格変動によるリスク
→投資信託は、株式や債券、不動産などに投資しているため、それらの価格が下がると基準価額も下がり、元本割れが発生する可能性がある - アクティブ型はリスクが高い
→市場平均を上回るリターンを狙うアクティブ型は、投資先の選択によって大きなリターンを得られる可能性がある反面、選択がうまくいかない場合は大きな損失を被るリスクがある
元本保証はないことを理解したうえで、リスク許容度に応じた商品選びが重要です。
投資信託が向いている人の特徴
投資信託は、初心者から経験者まで幅広い層に向いていますが、とくに次のような特徴を持つ人におすすめです。
- 少額からコツコツ積立投資をしたい人
- 分散投資でリスクを抑えたい人
- 資産運用の手間を省きたい人
- クレカ積立でポイント還元を受けたい人
自分に合った投資スタイルを見つけるために、投資信託がどんな人に向いているのかを確認してみましょう。
少額からコツコツ積立投資をしたい人
投資信託は、100円からでも積立投資が可能なため、少額からコツコツと資産を増やしたい人に向いています。
毎月少額ずつ積み立てることで、リスクを分散しながら平均購入単価を抑えることができる「ドルコスト平均法」を活用できます。
これにより、価格が高いときは少なく、価格が低いときは多く購入でき、長期的な資産形成に適しています。
「無理のない範囲でコツコツ積み立てたい」という人にぴったりの投資方法です。
分散投資でリスクを抑えたい人
投資信託は、複数の銘柄に分散投資するため、個別株よりもリスクを抑えることが可能です。
- 市場全体に分散投資できる
→インデックス型投資信託を利用すれば、市場全体に分散投資が可能 - 資産クラスを分散
→株式だけでなく、債券や不動産などに投資することで、特定の資産クラスが値下がりしても、他の資産クラスでカバーできる
「リスクを抑えつつ、安定的に資産を増やしたい」という人には、分散投資が可能な投資信託が最適です。
資産運用の手間を省きたい人
投資信託は、プロの運用会社が投資先を選び、日々の運用を行うため、自分で銘柄を選ぶ必要がなく、運用の手間がかからない点が魅力です。
- 投資の知識がなくても始められる
→プロの運用者が銘柄を選んでくれるため、投資初心者でも安心して始められる - 忙しくて運用の手間をかけたくない
→日々の値動きを気にする必要がなく、積立設定をしておけば自動的に運用が続けられる
「投資に時間をかけたくないが、資産運用を始めたい」という人に最適です。
クレカ積立でポイント還元を受けたい人
投資信託は、クレジットカードで積立購入することで、ポイント還元を受けられるというメリットがあります。
たとえば、楽天証券では楽天カード、SBI証券では三井住友カードを利用することで、積立額に応じてポイント還元が受けられます。
また、還元されたポイントをそのまま投資信託の購入に充てられるため、ポイントを無駄なく資産形成に活用できます。
「クレジットカードのポイントを貯めて、資産を増やしたい」という人には、クレカ積立ができる投資信託がおすすめです。


投資信託の選び方のポイント
投資信託は種類が豊富で、初心者にとってはどれを選べば良いか迷ってしまうこともあります。自分に合った投資信託を選ぶためには、いくつかのポイントを押さえることが大切です。
ここからは、投資信託の選び方のポイントを詳しく解説していきます。
投資目的を明確にする
まずは、投資目的を明確にすることが最も重要です。
自分がなぜ投資を始めるのかをはっきりさせることで、適切な投資信託を選ぶことができるでしょう。
- 長期の資産形成
→老後の資金準備や教育費の積立など、長期的に資産を増やしたい場合は、インデックス型の投資信託がおすすめ - 配当収入
→安定した配当収入を得たい場合は、高配当株に投資する投資信託や債券型の投資信託がおすすめ
また、目的に合ったリスク許容度を確認することも大切です。リスクを抑えたい場合は、債券やバランス型の投資信託を選ぶと良いでしょう。
信託報酬が低いものを選ぶ
投資信託を選ぶ際には、信託報酬が低いものを選ぶことで、運用コストを抑えることが可能です。
市場全体に連動するインデックス型の投資信託は、アクティブ型に比べて信託報酬が低く設定されています。
とくに、S&P500や全世界株式に連動するインデックス型は、0.1%未満の低コストな商品も多くあります。
反対に、市場平均を上回るリターンを狙うアクティブ型は、プロの運用者が積極的に銘柄選びを行うため、信託報酬が高めに設定されています。
長期保有を考えている場合は、運用コストが低いインデックス型を選ぶことで、手数料の影響を最小限に抑えられます。
過去の運用実績を確認する
投資信託を選ぶ際には、過去の運用実績を確認することも大切です。
過去の実績が安定している投資信託は、今後も安定した成長を期待できる可能性があります。
- 3年、5年、10年の運用実績を確認
→短期間の成績だけでなく、長期的な運用実績を確認することで、安定して成長しているかを判断できる - 基準価額の推移をチェック
→基準価額が右肩上がりで推移している投資信託は、長期的な成長を期待できる
ただし、過去の実績は未来を保証するものではないことを理解しておくことが重要です。
過去に好成績を収めていても、将来のリターンを約束するものではないため、リスクを十分に理解した上で選ぶようにしましょう。
初心者の方におすすめの投資信託4選
投資信託は種類が豊富で、どれを選べば良いか迷うことも多いですが、初心者には安定した成長を期待できるインデックス型やリスク分散が可能なバランス型がおすすめです。
ここからは、初心者に向いている4つの投資信託を詳しく紹介していきます。
S&P500に連動するインデックス型
S&P500に連動するインデックス型は、アメリカの主要企業500社に投資する投資信託で、長期的な成長を期待できる人気の高い商品です。
アップル、マイクロソフト、アマゾンなど、世界を代表する企業に投資するため、アメリカ経済の成長をそのまま取り込むことができます。
また、過去の実績から長期的に安定した成長が期待できるため、初心者でも安心して始められます。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
→信託報酬が低く、長期投資に最適 - SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
→バンガード・S&P500ETFに連動
S&P500に連動するインデックス型は、「長期の資産形成をしたい」「米国の成長に投資したい」という方におすすめです。


全世界株式に分散投資できるインデックス型
全世界株式に分散投資できるインデックス型は、全世界の株式市場に投資するため、地域リスクを抑えつつ、世界経済の成長を取り込むことができます。
アメリカ、ヨーロッパ、新興国など、複数の地域に分散投資するため、特定の国や地域の経済状況に左右されにくいです。
世界経済は長期的に成長しているため、全世界株式に投資することで、安定したリターンを期待できます。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
→全世界株式に幅広く分散投資でき、信託報酬が低い - 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
→先進国と新興国に分散投資
全世界株式に分散投資できるインデックス型は、「地域リスクを抑えつつ、安定した成長を期待したい」という方におすすめです。
日本株に特化したインデックス型
日本株に特化したインデックス型は、日経平均株価やTOPIXに連動する投資信託で、日本経済の成長を取り込みたい人に向いています。
日本の大手企業や成長企業に投資するため、日本経済の成長をダイレクトに享受できます。また、日本円建てで投資できるため、為替リスクを気にする必要がありません。
- eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
→信託報酬が低く、日本全体の経済成長に連動 - ニッセイ 日経225インデックスファンド
→日経平均株価に連動し、日本の成長企業に投資
日本株に特化したインデックス型は、「日本経済の成長を取り込みたい」「為替リスクを避けたい」という方におすすめです。
バランス型投資信託でリスク分散
バランス型投資信託は、株式・債券・不動産など、複数の資産に分散投資することで、リスクを抑えながら安定したリターンを目指せます。
株式と債券をバランスよく組み合わせることで、リスクを分散できます。また、リスクを抑えつつ安定した成長を期待できるため、投資初心者でも安心して運用できます。
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
→日本株、外国株、日本債券、外国債券など8つの資産に均等に分散 - セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
→世界中の株式と債券に幅広く分散投資
バランス型投資信託は、「リスクを抑えつつ、安定した資産形成を目指したい」という方におすすめです。
投資信託を始めるならNISA口座がおすすめ!
投資信託を始めるなら、NISA口座を利用することで税制優遇を受けられるため、効率よく資産を増やせます。
NISAは、日本政府が資産形成を後押しするために設けた制度で、投資信託の運用益が非課税になるのが大きな魅力です。
ここからは、NISAを利用して投資信託を始めるメリットを詳しく解説していきます。
NISAなら利益が非課税で受け取れる
NISAの最大のメリットは、利益が非課税で受け取れる点です。
通常、投資信託の売却益や配当金には20.315%の税金がかかりますが、NISA口座を利用することで非課税になります。
- 売却益が非課税
→投資信託を売却して得られた利益が非課税になるため、リターンを最大化できる - 配当金が非課税
→配当金も非課税で受け取れるため、高配当の投資信託を選んだ場合、税金を気にせずに受け取れる
新NISAでは、最大1800万円までの投資で得た利益が非課税になるため、老後の資金を積み立てたい方にもおすすめです。


つみたて投資枠で投資信託を積み立てられる
NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」いう2つの投資枠が設けられており、つみたて投資枠では金融庁が厳選した投資信託にのみ投資ができます。
つみたて投資枠は年間120万円までの投資が非課税となっており、コツコツと投資信託を積み立てるのにぴったりです。また、証券会社で自動積立の設定をしておけば、資産運用の手間も省けます。
「少額からコツコツ積み立てたい」「長期の資産形成を目指したい」という方は、ぜひNISAのつみたて投資枠を活用してみてください。
成長投資枠なら多様な投資信託が選べる
成長投資枠は、年間240万円までの投資が非課税となっており、幅広い投資信託を選べるのが特徴です。
- 多様な投資信託に投資できる
→インデックス型、アクティブ型、バランス型など、自分の投資スタイルに合った投資信託を自由に選択できる - 大きなリターンを狙える
→個別株や高リターンを狙うアクティブ型の投資信託も選べるため、リスクを取って大きなリターンを狙いたい人にもおすすめ
「自分に合った投資信託を選びたい」「高リターンを狙いたい」という方は、成長投資枠もあわせて活用してみてください。
【簡単4ステップ】投資信託を始める方法
投資信託の資産運用は、ネット証券で口座を開設すれば手軽に始められます。具体的な手順は以下のとおりです。
- 証券口座を開設する
- 投資信託を選ぶ
- 購入方法を選ぶ
- 投資信託を購入する
初心者でも迷わずに投資信託を始めるためのステップをわかりやすく解説します。
1. 証券口座を開設する
まずは、証券口座を開設しましょう。投資信託は証券会社の口座を通じて購入しますが、ネット証券を利用するのがおすすめです。
ネット証券は店舗を持たないため、手数料が安く、スマホやパソコンから手軽に取引ができます。さらに、クレカ積立やポイント還元など、お得なサービスを利用できるのが魅力です。
なお、おすすめの証券会社については「投資信託を始めるのにおすすめの証券会社3選」の項目で詳しく紹介しています。
2. 投資信託を選ぶ
次に、自分に合った投資信託を選びましょう。投資目的やリスク許容度に応じて、以下のような投資信託を選ぶのがおすすめです。
- 長期の資産形成を目指す場合
→S&P500や全世界株式に連動するインデックス型 - 安定した配当収入を得たい場合
→高配当株に投資する投資信託 - リスクを抑えたい場合
→バランス型投資信託
投資信託の選び方のポイントとしては、信託報酬が低いものを選ぶことで、運用コストを抑えられます。
3. 購入方法を選ぶ
投資信託の購入方法は、主に積立購入と都度購入の2つがあります。
- 積立購入
→毎月一定額を自動的に購入する方法 - 都度購入
→余力があるときに注文して一括で購入する方法
長期的に資産運用を続けたい場合、リスクを抑えながらコツコツと資産を増やせる積立購入が向いています。
4. 投資信託を購入する
最後に、投資信託を購入します。証券会社の口座に入金し、選んだ投資信託を購入しましょう。
ネット証券であれば、スマホやパソコンから購入したい投資信託を選び、購入金額を入力するだけで手続きが完了します。
積立設定を行う場合は、積立金額や積立日を設定することで、自動的に毎月購入されます。
購入後は、基準価額の推移や運用実績を定期的に確認しながら、長期的に資産を育てていきましょう。
投資信託を始めるのにおすすめの証券会社3選
投資信託を始めるのであれば、NISA口座を開設して非課税で資産を運用しましょう。とくにおすすめの証券会社は以下のとおりです。
- SBI証券
- 楽天証券
- マネックス証券
それぞれの証券会社でNISA口座を開設するメリットや特徴などについて詳しく解説します。
SBI証券|クレカ積立で最大3.0%還元!初心者の人にもおすすめ
SBI証券は新NISAの口座開設に対応しており、低コストで優良なインデックスファンドを豊富に取り扱っている証券会社です。
クレカ積立にも対応しており、三井住友カードやOliveフレキシブルペイを利用すれば、最大3.0%のVポイント還元が受けられるため、お得に投資を続けられます。
- NISA口座の開設数が国内トップクラス
- クレカ積立に対応
- 低コストのインデックスファンドが充実(eMAXIS Slim・SBI・Vシリーズなど)
- 成長投資枠で米国株・ETFの取引が可能(取引手数料無料)
- 投資信託の取扱数が業界最多クラス
SBI証券はNISAを活用するうえで、もっともバランスの取れた証券会社のひとつです。
低コストで優良ファンドに投資できるだけでなく、クレカ積立のポイント還元や米国株NISAの手数料無料といったメリットもあります。
「どの証券会社でNISA口座を開設するか迷っている」という方は、ぜひSBI証券を検討してみてください。
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楽天証券|NISA口座で楽天ポイントを活用したい人におすすめ
楽天証券は、楽天ポイントを使いながら投資ができる点が特徴の証券会社です。
投資信託や日本株だけでなく、米国株やETFの買付にも楽天ポイントを利用できるため、日常の買い物で貯めたポイントを資産運用に回せるメリットがあります。
クレカ積立にも対応しており、楽天カードを利用すればポイント還元を受けながら自動で積み立てられます。
- 楽天ポイントを使って日本株・米国株・投資信託を購入可能
- 投資信託の取扱数が豊富
- 楽天銀行と連携すると普通預金の金利が優遇
- クレジットカード積立(楽天カード)に対応
- つみたて投資枠に対応した低コストファンドが充実
楽天証券は、楽天ポイントを活用しながら投資をしたい人に向いています。
とくに、楽天経済圏を利用している人にとっては、ポイントを無駄なく活用しながら資産形成ができる点が魅力です。
つみたて投資枠に対応したファンドも充実しているため、NISAでの積立投資を考えている人におすすめの証券会社です。
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マネックス証券|米国株NISAを活用したい人におすすめ
マネックス証券は米国株取引に強みを持つ証券会社で、新NISAの成長投資枠を活用した米国株投資に適した環境が整っています。
NISA口座では米国株やETFの買付手数料が無料となるため、コストを抑えながら海外株式に投資できるのが大きな魅力です。さらに、高機能な分析ツール「銘柄スカウター」を無料で利用でき、投資判断をサポートしてくれます。
- NISA口座で米国株・ETFの買付手数料が無料
- クレカ積立に対応(マネックスカードで最大1.1%還元)
- 約4,000銘柄以上の米国株・ETFを取り扱い
- 「銘柄スカウター」で効率的な銘柄分析が可能
- IPO(新規公開株)の取り扱いが豊富
マネックス証券は、とくにNISAで米国株の取引したい人に最適な証券会社です。
米国株の銘柄数は4,000以上と充実しているうえ、銘柄スカウターなどの無料ツールを使うことで、効率的に銘柄分析ができます。
また、クレカ積立では最大1.1%のポイントが還元されるので、長期的にNISAを活用した資産形成を考えている人にとっても魅力的な選択肢となるでしょう。
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まとめ:投資信託は初心者の方にもおすすめの資産運用
投資信託は少額から始められるうえ、プロが運用してくれるため、初心者でも安心して資産運用をスタートできます。
分散投資によってリスクを抑えながら、長期的な資産形成を目指せるのが大きな魅力です。
また、NISA口座を活用することで、利益が非課税となり、効率よく資産を増やしていけます。クレカ積立やポイント還元を利用できるネット証券を選ぶことで、さらにお得に運用を続けられるでしょう。
投資信託は、「少額からコツコツ積み立てたい」「リスクを抑えて安定的に資産を増やしたい」「忙しくて投資に手間をかけたくない」という人におすすめです。
まずは、自分に合った投資信託を選び、無理のない範囲でコツコツと積み立てていきましょう。
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※本記事に掲載している情報は当サイトの見解です。最終的な投資判断は自己責任でお願いいたします。