【一口馬主】初心者におすすめのクラブ7選&選び方のポイント

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一口馬主を始めるときに困るクラブ選び。クラブの数は20を超えているため、どれに入会したら良いか初心者の方は迷ってしまうと思います。

ということで、今回は初心者の方におすすめのクラブを紹介します!

「一口馬主をやったことがない」「まだ始めたばかり」という完全な初心者の方に向けた内容でお送りします!各クラブの概要もまとめているので参考までにどうぞ。

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目次

一口馬主はいくらでできる?

一口馬主を始めるときに、真っ先に思い浮かぶ疑問。それは、

ぺん太

一口馬主っていくらかかるん?

ということです。「ウン十万もするクソ高案件ならちょっと…」と尻込みする方も多いハズ。

しかし安心してください。一口馬主は数千円からでも始められます。

もちろんすべてのクラブが数千円で始められるわけではありません。出資金や入会費などのランニングコストで数万円以上かかることが普通です。

入会費無料のクラブや一口価格が安いクラブを狙うことにより、数千円からでも始められるのです。

初心者にやさしいクラブがあるお陰で「一口馬主がどんなものか様子見したい」と考える方でも気軽に始められるのが嬉しいポイント。

一口馬主のクラブを選ぶポイント

一口馬主のクラブ選びのポイントはいろいろあります。初心者の方が見るべきポイントは「料金」「クラブ成績・活躍馬」「募集馬」の3つです。

①料金で選ぶ

まず料金です。お金が無尽蔵に余っている方以外は、クラブごとの料金をしっかりチェックしておきましょう。

初期費用として必要なのは「出資金」「入会費」の2つ。出資金は馬によってピンキリです。一口数千円で出資できる馬もいれば、100万円を超えている馬もいます。

出資金に関しては分割払いに対応しているクラブもあります。分割手数料は基本的にありません。ただ、分割できるからといって高額馬に出資しまくると後からドエライ目にあうので気を付けましょう。

次に、毎月かかる費用として「月会費」「維持費」があります。月会費はクラブによって料金もシステムもバラバラです。維持費はお馬さんのゴハン代です。出資口数が増えるほど維持費も高くなります。

維持費は基本的に馬が2歳になる年の1月から発生します。月会費は入会した月から発生するのが一般的です。

そして最後、年に1回かかる費用として「保険費用」があります。出資したお馬さんが死亡したり、怪我を負って競争不可となった際に出資金が返還されます。料金は馬の販売価格によって異なるのですが、だいたい1,000円~2,000円ほどです。

クラブごとの料金体系や一口価格をチェックし、予算内におさまるクラブを選んでください。

②クラブの成績・活躍馬で選ぶ

初心者の方にもぜひチェックしてもらいたいのが、クラブの成績と活躍馬です。

まずクラブの成績ですが、一口馬主DBの「クラブ分析」を見るのが手っ取り早いです。クラブごとの勝ち上がり率や獲得賞金を一覧で掲載されています。

勝ち上がりや獲得賞金が多いクラブで出資をすると、当たりの馬を引ける可能性が高くなります。もちろん絶対ではないのですが、クラブ選びの指標にはなりますね。

そしてクラブの代表馬・活躍馬もチェックしておきたいところ。「一口馬主は初めてだけど競馬は知っている」という方であれば、好きなお馬さんが所属しているクラブを選ぶのもありです。

競馬初心者の方でとくに好きなお馬さんがいないのであれば、気になったクラブの代表馬をチェックしましょう。複数のクラブを比較してみると、獲得賞金や馬のレベルがまったく違うことがわかります。

③募集馬で選ぶ

クラブごとの募集馬をざっとチェックし、純粋に気になったお馬さんに出資する方法もあります。

慣れている方であれば血統や馬体、歩き方などで判断するらしいのですが、初心者にはかなり難しい……。なので、単純にお馬さんの毛色や顔の可愛さ、カッコよさなどで選んでもいいと思います。

とはいえ、活躍の期待値が高いお馬さんに出資したいジレンマもありますよね…。そんなときはツイッターを見て情報収集をしましょう。

ツイッターでクラブ名を検索すると、いろいろな方が募集馬のことをツイートしています。ツイートをざっと見れば、どの馬に人気が集まっているのかが何となくわかります。

人気の馬が活躍するとは限りませんが、ツイッター上には一口馬主の経験が豊富な方が数多くいるため、参考の1つになりますね。

また、気になっている募集馬の名前をツイッターで検索し、評価を調べてみるのもおすすめです。

初心者におすすめの一口馬主クラブ

「1口を気軽に購入できる価格」「月会費・維持費が負担になりにくい」「入会のハードルが低い」

この3つが揃っているクラブは初心者の方でも出資しやすいです。私が利用しているクラブも含め、初心者の方におすすめの一口馬主クラブを10個紹介します!

※順不同です。

インゼルサラブレッドクラブ

インゼルサラブレッドクラブの概要
入会費11,000円
月会費1,980円~2,980円
募集開始時期9月~10月頃
募集頭数約20頭
口数50口 / 500口
一口価格約3万円~200万円
活躍馬クリダーム / アンテロース
分割対応×
クラブタイプバイヤー系

2021年に始まったばかりの新進気鋭のクラブがこちら、インゼルサラブレッドクラブ。

募集馬が粒ぞろいなこともあり、すでに人気爆発しております。会員優先の先行募集は今のところなく、既存会員・新規会員問わず抽選になります。

会員が増えてきたら他のクラブと同様、会員優先の先行募集が実施されるかもしれません。なので、間口を広く会員を募集している今がチャンスかと思います。

一口価格は馬によって違うのですが、3万円台で出資できる仔もいます。入会費をあわせるとランニングコストは4~5万ほど。

インゼルさんはガチでG1レースや凱旋門賞などを狙いにいっている感じがあるので、ビッグな夢を追いかけたい方はぜひ!

DMMバヌーシー

DMMバヌーシーの概要
入会費無料
月会費880円~3,520円
募集開始時期8月頃
募集頭数約20頭
口数2000口
一口価格約4,000円~50,000円
活躍馬ラヴズオンリーユー / タイムトゥヘヴン
分割対応×
クラブタイプバイヤー系

一口馬主を推し活として楽しみたい方におすすめなのが、DMMバヌーシー。

口数が最低2,000口からなので、一口価格が安いです。中には4,000口で募集している馬もいます。ただ、口数があまりに多すぎると賞金の分配が少なくなる点は要注意。

バヌーシーさんが他のクラブよりも圧倒的に優れているところは、ホームぺージの充実度です。ほぼ毎日のように動画が更新されるタイムライン、馬の最新情報が届くホースマン情報局など面白いコンテンツが満載。

また、練習風景や牧場で遊んでいる様子など、日々の何気ない動画を投稿してくれるのも魅力。募集馬の動画をなんとなく見ていただけなのに「なにこの仔かわいい…出資しちゃお…」と脳を焼かれて安易にお金を突っ込んでしまう危険性もありますが…。

出資したお馬さんの様子をこと細かに知れるため、応援を楽しみたい(推し活したい)人にぴったりです!!

YGGオーナーズクラブ

YGGオーナーズクラブ概要
入会費無料
月会費825円~3,300円
募集開始時期先行募集:7月頃
通常募集:8月頃
募集頭数約15頭
口数500口
一口価格約10,000円~40,000円
活躍馬ドライスタウト / ライラボンド
分割対応
クラブタイプバイヤー系

個人的にコストパフォーマンス最強なクラブがこちら、YGGオーナーズクラブ。2018年に「ブルーマネジメント」から「YGGホースクラブ」に社名を変更し、リニューアルオープンしたクラブです。

一口価格が安く、30,000円を超えることはありません。入会金も無料なので気軽に入れるのが嬉しいポイント。しかも、入会キャンペーンとして初回出資から利用できる10,000ポイントがもらえます(2022年12月31日まで)。

他にもお友達紹介キャンペーンや大口出資キャンペーンなどでポイント獲得のチャンスが何度もあります。入会者への還元がエグすぎて「大丈夫なん…?」と心配になるほどです。

かなりお得に利用できるクラブでありながら、所属馬の実力もかなり高め。コンスタントに活躍馬を輩出しています。

そしてYGGのおもしろいところは、地方馬にも出資ができるところ。地方は中央と比べて賞金は安いのですが、出走回数が多くレースを何度も楽しめます。

広尾サラブレッド倶楽部

広尾サラブレッドクラブ概要
入会費無料
月会費770円~3,300円
募集開始時期6月頃
募集頭数約15頭
口数2000口~3000口
一口価格約5,000円~25,000円
活躍馬パンサラッサ / クレッシェンドラヴ / バスラットレオン
分割対応
クラブタイプバイヤー系

初期費用を安く抑えて一口馬主を始めたい方におすすめなのが、広尾サラブレッド俱楽部。

なんと合計4口まで出資金が無料です。他のクラブなら出資金だけで数千円~数万円がかかることは確定ですが、広尾さんは無料。すごすぎる。

そして入会費も無料なので、ランニングコストはまさかのゼロ円。(※月会費は入会した時点で支払う必要があります)

無料の4口の使い方は自由です。1頭のお馬さんに4口すべて出資してもいいですし、複数頭を持ちたい方は1口ずつ4頭に出資してもOKです。いったん2口だけ出資し、来年のために2口分を残しておくのもOK。

「初心者でも一口馬主を気軽に始められる」という点において、他のクラブよりも頭1つ抜けている印象です。

ノルマンディーオーナーズクラブ

ノルマンディーオーナーズクラブ概要
入会費11,000円
月会費1,650円
募集開始時期11月頃
募集頭数約60頭
口数400口
一口価格約20,000円~90,000円
活躍馬デアリングタクト / ブラゾンドゥリス / アナザートゥルース
分割対応
クラブタイプ牧場系 / バイヤー系

無敗の三冠牝馬・デアリングタクトを輩出したことで知られる、ノルマンディーオーナーズクラブ。

何口・何頭出資しても月会費は1,100円のままで固定です。また口数が400口と少なめなので、1口あたりの賞金額が多くなるのが魅力。大活躍のデアリングタクトを例に挙げると、1口の賞金額は140万円を超えています。すばら!

ノルマンディーさんは追加募集が多いことも特徴の1つ。たいていのクラブでは追加募集があったとしても2次募集までなのですが、ノルマンディーさんはまさかの4次募集まであります。

一口馬主は募集時期に乗り遅れてしまうと「出資できなかった…」となりかねません。他のクラブが軒並み満口御礼のときは、ノルマンディーさんの追加募集をチェックしましょう!

ウインレーシングクラブ

ウインレーシングクラブ概要
入会費19,800円
月会費2,090円
募集開始時期8月頃
募集頭数約30頭
口数400口
一口価格約20,000円~80,000円
活躍馬ウインマリリン / ウインキートス / ウインブライト
分割対応
クラブタイプ牧場系 / バイヤー系

所属馬全員に「ウイン」の冠名がつく、ウインレーシングクラブ。

競馬が好きな方であれば、ウインマリリンやウインブライトの活躍っぷりは記憶に新しいかと思います。重賞を勝ち取る馬が多数出ていることもあり、出資する側としては期待値が高いクラブの1つ。

ウインレーシングさんは人気の高いクラブなのですが、既存・新規会員問わず同じスケジュールで抽選申し込みができます。なので、新規の方でも人気の馬に出資するチャンスが毎年あります!

1次募集は毎年8月頃、2次募集は毎年11月頃に実施されます。冠名「ウイン」のお馬さんを持ってみたい方はぜひ。

東京サラブレッドクラブ

東京サラブレッドクラブ概要
入会費11,000円
月会費3,080円
募集開始時期6月頃
募集頭数約50頭
口数400口
一口価格約25,000円~200,000円
活躍馬レッドルゼル / レッドファルクス / レッドディザイア
分割対応
クラブタイプバイヤー系

牡馬の冠名が「レッド」、牝馬の冠名が「ルージュ」で統一されている、東京サラブレッドクラブ。

優秀な血統の馬が多数揃っており、毎年の勝ち上がり率が高いことが魅力。中央競馬はまず1勝しないと安心できないので、勝ち上がり率は重要です。

ネックとなるのは、一口価格が全体的に高額なところ。2~3万円台で出資できる馬はほんの一人握りで、たいていは5万円を超えています。

初めての出資で5万円以上となるとハードルは上がりますが、東サラさんは重賞獲得馬を多数輩出しており、結果を残しているのも事実。ガチめな感じで勝ち上がりを狙いたい方におすすめです。

慣れてきたら入りたいクラブ

初心者におすすめのクラブを紹介しましたが、これだけ色々なクラブがあるとなると、

ぺん太

逆に初心者にはハードル高いクラブってどこなん?

と疑問に思いますよね。

クラブの評判が高く、活躍馬も多く、一口馬主さんたちから人気を集めているクラブはこちらです。

  • サンデーサラブレッドクラブ
  • 社台サラブレッドクラブ
  • G1レーシングクラブ
  • シルクホースクラブ
  • キャロットクラブ

どれも有名な大手クラブなので、耳にしたことがあるのではないでしょうか。これらのクラブが初心者にハードルが高い理由としては、

  • 一口価格がめちゃくちゃ高い
  • 口数が少ない(40口)
  • 人気過ぎて抽選が当たらない(入会できない)

などがあります。募集口数が40口のクラブは一口価格が数十万~数百万に上るため、初心者どころかかなり人を選びます…。

シルクとキャロットは400~500口なので数万円台で出資できますが、人気すぎて抽選に通るだけで至難の業な状態。「毎年挑戦してるのに全然当選しねえ…」という方もいます。

一口馬主に興味を持ったなら、ともかく出資をしなければ始まりません。入会難易度が高いクラブはある程度慣れてきてからでも良いかなと思います。

【まとめ】一口馬主は競馬がわからなくても大丈夫

一口馬主は競馬がわからなくても楽しめるのが魅力です。

実際、私も競馬のことは詳しくないし馬券を買うこともほぼありません。出資馬の応援馬券を買ったり、競馬場に行ったときに遊びで買ったりする程度です。

一口馬主の醍醐味は、デビュー前から馬の成長を追いかけられるところにあると思います。赤ちゃんだった馬が少しずつ成長していき、厳しい練習を乗りこえ、デビュー戦でたくましく走り抜ける姿には感動します。

今回紹介したクラブは、比較的入会しやすく、価格もお手ごろなところばかりです。ぜひクラブ選びの参考にしてください!

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