
楽天証券のクレカ積立のやり方がわからない…
楽天証券のクレカ積立は、楽天カードを利用して投資信託を自動で積み立てられるサービスです。
クレジットカードで支払うことでポイント還元が受けられるため、お得に資産形成を進められるのが特徴です。
本記事では、楽天証券のクレカ積立のやり方やポイント還元率、利用できるクレジットカードについて詳しく解説します。楽天証券で効率よく投資を始めたい人は、ぜひ参考にしてください。
楽天証券のクレカ積立とは?仕組みやポイント還元率
楽天証券のクレカ積立は、楽天カードを利用して投資信託を自動で積み立てられるサービスです。
毎月の積立金額をクレジットカードで支払うことで、ポイント還元を受けながら効率よく資産を増やせます。
ここでは、楽天証券のクレカ積立の仕組みやポイント還元率を詳しく紹介します。
クレジットカードで投資信託を積み立てる仕組み
楽天証券のクレカ積立では、楽天カードを利用して投資信託を毎月自動で購入します。
クレジットカードでの支払いに対してポイント還元があるため、現金での積立よりもお得に資産を増やせます。
楽天証券のクレカ積立は、以下のような特徴があります。
積立額 | 100円~10万円 |
---|---|
対象口座 | NISA、特定、一般 |
対象商品 | 投資信託 |
買付日 | 毎月1日 └2021年6月19日以前に初めて利用した方 毎月8日 └2024年8月24日以前に初めて利用した方 毎月12日 └2024年8月25日以降に初めて利用する方 |
申し込み締切日 | 毎月12日までの設定で翌月に注文 |
積立額は100円~10万円の間で設定が可能となっており、家計やライフスタイルに応じて柔軟に積立が可能です。


ポイント還元率はカードランクによって異なる
楽天証券のクレカ積立では、楽天カードのランクや代行手数料の年率によってポイント還元率が異なります。
カードランク | 代行手数料 | |
---|---|---|
年率0.4%以上 | 年率0.4%未満 | |
楽天ブラックカード | 2.0% | |
楽天プレミアムカード | 1.0% | 1.0% |
楽天ゴールドカード | 0.75% | |
上記以外の楽天カード | 0.5% |
年会費無料の一般的な楽天カードであっても、0.5%~1.0%のポイント還元を受けられます。
ほかの証券会社では、年会費無料のクレカはポイント還元率が低かったり、条件が定められていたりするケースが多いものです。



とくに厳しい条件が設けられていない楽天証券は、クレカ積立でポイントが貯めやすいといえるでしょう。
\楽天ポイントが貯まる・使える/
楽天証券のクレカ積立のやり方
楽天証券のクレカ積立の具体的なやり方を、次の5つのステップに分けて詳しく解説します。
- 楽天カードを発行する
- 楽天証券で口座を開設する
- 積み立てたい投資信託を選ぶ
- 「積立設定」から「楽天カードクレジット決済」を選択
- 毎月自動でクレカ積立が実行される
1. 楽天カードを発行する
楽天証券のクレカ積立には、楽天カードが必要です。以下の手順で、楽天カードを発行しましょう。
- 楽天カードの公式サイトにアクセス
- カードの種類を選ぶ
- 審査が完了すると、1週間ほどでカードが届く
楽天カードは普段の買い物や楽天市場などでも使えるため、ポイントを効率よく貯められます。
なお、すでに楽天カードを持っている場合は、新たに発行する必要はありません。
2. 楽天証券で口座を開設する
次に、楽天証券の口座を開設します。楽天証券の公式サイトから、以下の手順で申し込みが可能です。
- 楽天証券の公式サイトにアクセス
- 口座開設ページで必要情報を入力
- 本人確認書類をアップロード
- 審査が完了すると、口座開設完了通知が届く
楽天証券の口座開設はWeb完結であるため、スマホやパソコンがあれば簡単に進められます。
口座開設が完了したら、次のステップに進みましょう。
\楽天ポイントが貯まる・使える/
3. 積み立てたい投資信託を選ぶ
楽天証券にログインしたら、メニューから「投資信託」を選び、積み立てたい商品を選びましょう。
投資信託のページでは、初めての方におすすめの商品や人気の商品をランキング形式でチェックできます。
一例として、楽天証券で人気を集めている投資信託は以下のとおりです。
- eMAXISSlim米国株式(S&P500)
- eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
積み立てる投資信託が決まったら、商品の詳細ページを開いてください。


4. 「積立設定」から「楽天カードクレジット決済」を選択
次に、いよいよクレカ積立の設定を進めていきます。投資信託の詳細ページから、以下の手順で設定を進めていきましょう。
- 「積立設定」を選択
- 口座区分を選択(NISA・特定・一般)
- 「楽天カードクレジット決済」を選択
- 楽天カード情報を登録
- 積立金額を設定
- 目論見書の確認へ進む
積立設定の際に買付日(1日・8日・12日のいずれか)も表示されるため、あわせて確認しておきましょう。
5. 毎月自動でクレカ積立が実行される
楽天証券のクレカ積立は、一度設定すれば毎月自動で実行されます。クレカ積立のスケジュールは以下のとおりです。
- 12日までにクレカ積立の設定を行う
- 13日~16日の期間にカード認証が実行される
- 翌月1日・8日・12日に自動で買付
- 15日ごろに決済額に応じて楽天ポイントを付与
- 27日に引き落とし
楽天カードの引き落とし日は毎月27日なので、あらかじめ口座に十分な残高を確保しておきましょう。
\楽天ポイントが貯まる・使える/
楽天証券のクレカ積立に利用できるクレジットカード
楽天証券のクレカ積立に利用できるクレジットカードの種類は、主に以下のとおりです。
カード種類 | 年会費 | クレカ積立の ポイント還元率 | 特典 |
---|---|---|---|
楽天カード | 無料 | 0.5% ~1.0% | 好みのデザインを選べる |
楽天ゴールドカード | 2,200円 | 0.75% ~1.0% | 国内空港ラウンジ年2回まで無料 |
楽天プレミアムカード | 11,000円 | 1.0% | 楽天市場でのポイントが最大3倍 海外空港ラウンジ年5回まで無料 |
楽天ブラックカード | 33,000円 | 2.0% | 還元率アップ コンシェルジュサービス 旅行サービスなど |
それぞれのカードの概要を解説していきます。
楽天カード|年会費無料の一般カード
楽天カードは、年会費無料で気軽に作れるスタンダードなクレジットカードです。
通常のポイント還元率は1.0%で、クレカ積立のポイント還元率も0.5%~1.0%と高還元となっています。
また、楽天市場での買い物時にはポイント還元率がアップするため、日常生活でも効率よくポイントを貯められます。
カードデザインは、お買い物パンダやディズニー、女性向けの楽天PINKカードなどが用意されており、幅広い種類から選択可能です。
初心者でも使いやすく、初めてクレカ積立を利用する人におすすめのカードです。
楽天ゴールドカード|ワンランク上のカード
楽天ゴールドカードは年会費2,200円(税込)ですが、一般カードと比べて特典が充実しているのが特徴です。
クレカ積立のポイント還元率は0.75%~1.0%となっており、年会費無料の楽天カードよりもお得にポイントを貯められます。
また、楽天ゴールドカードには以下のような特典も付帯しています。
- ETCカードの年会費が無料
- 国内空港のラウンジを年2回まで無料で利用できる
- 海外旅行の際に楽天カードトラベルデスクを利用できる
ワンランク上のクレジットカードを求めている方は、楽天ゴールドカードを検討してみてください。
楽天プレミアムカード|特典が豊富なカード
楽天プレミアムカードは、年会費11,000円(税込)で、旅行や海外での利用に特化した特典が充実しています。
クレカ積立のポイント還元率は、代行手数料にかかわらず1.0%となっており、しっかりとポイント還元を受けられる点が特徴です。
楽天プレミアムカードには以下のような特典も付帯しています。
- 選べるポイントアップ特典あり
・楽天市場コース(楽天市場):合計4%還元
・トラベルコース(楽天トラベル):合計3%還元
・エンタメコース(Rakuten TV・楽天ブックス):合計3%還元 - 国内空港のラウンジ無料で利用できる
- 海外空港のラウンジを年5回まで無料で利用できる
- 海外旅行の際に楽天カードトラベルデスクを利用できる
旅行好きな方や楽天サービスを利用する機会の多い人にとっては、年会費以上のメリットを受けられるでしょう。
\楽天サービスでの還元率アップ!/
楽天ブラックカード|最高ランクのステータスカード
楽天ブラックカードは、楽天カードの中で最高ランクのステータスを誇るカードです。
クレカ積立のポイント還元率2.0%と非常に高めに設定されているため、効率的にポイントを貯められます。
なお、楽天ブラックカードに申し込むためには、以下2つの条件を満たす必要があります。
- 楽天プレミアムカードを保有しており、カード契約から2ヶ月以上経過していること
- 楽天カードが定める12ヶ月間のカード請求金額が合計500万円以上であること
条件は厳しめですが、クレカ積立のポイント還元率がアップするうえ、プレミアムカード以上の特典を受けられるため、メリットは大きいといえるでしょう。
楽天ブラックカードの発行を目指す場合、まず楽天プレミアムカードの発行を検討してみてください。
\楽天サービスでの還元率アップ!/
楽天証券でクレカ積立をするメリット
楽天証券のクレカ積立は、楽天カードを利用して投資信託を自動で積み立てられるため、効率よく資産を増やせます。ここでは、楽天証券でクレカ積立をする4つのメリットを紹介します。
ポイント還元でお得に投資ができる
楽天証券のクレカ積立では、楽天カードを利用することで、積立金額に対してポイント還元を受けられます。
たとえばポイント還元率1.0%で積立をする場合、毎月5万円を積み立てると、500ポイント(500円相当)が貯まります。
年間に換算すると、6,000ポイント(6,000円相当)を獲得できるため、現金での積立よりもお得です。
また、貯まった楽天ポイントは、楽天証券で投資信託の購入に再利用できるため、複利効果を高めながら資産を増やせます。
証券口座に入金する手間が省ける
クレカ積立は、毎月自動でクレジットカードから引き落とされるため、証券口座に入金する手間がかかりません。
いわゆる「ほったらかし投資」でも問題ないため、忙しい人で無理なく投資を続けられるでしょう。
自動投資を続けていれば積立を忘れる心配がなく、継続的に資産を増やせます。
積立投資は「コツコツと続けること」が成功のカギになるため、クレカ積立で自動化して継続する習慣をつけていきましょう。
少額からコツコツと積み立てられる
楽天証券のクレカ積立は、月100円から積立可能なため、少額から気軽に始められます。
たとえば、月5,000円~1万円の少額で積立設定をしておけば、生活費に影響を与えることなく、長期的な資産形成を続けられるでしょう。
さらに、ポイント還元を受けながら投資を行うことで、実質的なコストを抑えられます。
少額からコツコツと積み立てることで複利の効果を最大限に活かせるため、長期的な資産形成に向いています。
楽天経済圏の活用でポイントが貯まりやすくなる
楽天証券のクレカ積立は、楽天経済圏をフル活用することで、効率よくポイントを貯められるのが魅力です。
楽天市場、楽天トラベル、楽天ペイ、楽天モバイルなど、楽天グループのサービスを利用することで、ポイント還元率がアップします。
例えば、以下のような組み合わせでポイントを貯めやすくなります。
- 楽天市場での買い物
→楽天カードを利用することでポイント還元率がアップ - 楽天トラベルの利用
→旅行や出張で楽天トラベルを利用すればポイントを得られる - 楽天モバイルの支払い
→楽天モバイルの月額料金を楽天カードで支払うとポイント還元がある
このように、ほかの楽天サービスと楽天カードを組み合わせて利用すれば、効率よく楽天ポイントを貯められます。
さらに、楽天証券のクレカ積立で貯めたポイントを再投資に利用することで、複利の効果を最大化できます。



楽天経済圏の活用で貯めたポイントを効率よく運用し、資産形成を加速させましょう。
\楽天ポイントが貯まる・使える/
クレカ積立で貯めた楽天ポイントの使い道
楽天証券のクレカ積立で貯めた楽天ポイントは、さまざまな場面で利用できます。
- 投資信託や株式の購入
- 楽天市場での買い物
- 楽天ペイでの支払い
- 楽天モバイルの支払い
- 楽天トラベルでの旅行予約
ここでは、楽天ポイントの使い道を5つ紹介します。
投資信託や株式の購入
楽天証券では、貯めた楽天ポイントを使って、投資信託だけでなく国内株や米国株の購入もできます。
1ポイント1円として利用でき、現金を使わずに投資ができるのが魅力です。ポイントを使って少額から株式投資を始められるため、初心者の人にもおすすめです。
ほかの証券会社でもポイント投資は取り扱っていますが、投資信託や国内株のみが対象であることが大半です。
そのため、楽天ポイントを使って米国株に投資をするのは、楽天証券ならではの使い道といえます。
資産形成を効率的に進めたい人は、楽天ポイントを使って投資信託や株式を購入してみてください。
楽天市場での買い物
楽天ポイントは、楽天市場での買い物に利用できます。
1ポイント1円として使えるため、日用品や食品、家電など、さまざまな商品をお得に購入できます。
また、楽天市場での買い物にポイントを使うことで、現金を節約しながら効率よくポイントを消化できます。
さらに、楽天カードを使って買い物をすると、通常のポイント還元に加えて楽天市場の還元率がアップするため、ポイントが貯まりやすくなります。
楽天ペイでの支払い
楽天ペイは、スマホを使って支払いができる便利なキャッシュレス決済サービスです。
コンビニや飲食店、ドラッグストアなど、さまざまな店舗で利用でき、1ポイント1円として楽天ポイントを使えます。
ポイントを日常生活の支払いに充てることで、現金を節約しながら効率よくポイントを消化できます。
楽天ペイはスマホ1つで支払いが完了するため、現金や財布をを持ち歩く必要もありません。
日常の買い物で楽天ポイントを使いたい方には、楽天ペイでの支払いがおすすめです。
楽天モバイルの支払い
楽天モバイルの月額料金の支払いには、楽天ポイントを充当できます。
1ポイント1円として使えるため、スマホの通信費をポイントでまかなうことで、毎月の固定費を削減できます。
楽天モバイルを利用している方は、月額料金の支払いに楽天ポイントを利用してみてください。
楽天トラベルでの旅行予約
楽天トラベルでは、楽天ポイントを使って国内外のホテルや航空券、レンタカーの予約ができます。
1ポイント1円として利用でき、旅行費用をポイントでまかなうことで、実質的な出費を抑えられます。
とくに、出張や旅行が多い人にとっては、貯めたポイントを効率よく使える方法です。
\楽天ポイントが貯まる・使える/
楽天証券でクレカ積立をするならNISAがおすすめ!
楽天証券のクレカ積立を利用するなら、NISA(少額投資非課税制度)を活用するのがおすすめです。NISAを利用すれば運用益が非課税になるため、効率よく資産を増やせます。
ここでは、クレカ積立にNISA口座がおすすめな理由を詳しく解説していきます。
NISAを利用すると運用益が非課税になる
NISA口座を利用すると、投資信託や株式の売却益や配当金にかかる税金が非課税になります。
通常、投資の利益には約20パーセントの税金がかかりますが、NISAを利用すればすべて免除されます。
楽天証券のクレカ積立をNISA口座で行うことで、非課税の恩恵を受けながら資産を効率よく増やせるでしょう。
とくに、楽天証券は豊富な投資信託のラインナップがあり、信託報酬の低いインデックスファンドを選ぶことで、コストを抑えた運用を実現できます。


クレカ積立でつみたて投資枠を最大限に活用できる
新NISAには、つみたて投資枠で年間120万円、成長投資枠で年間240万円の投資が可能です。
つみたて投資枠は投資信託の積立を専用としている枠なのですが、楽天証券ではクレカ積立の上限額が月10万円なので、120万円の枠をぴったり使い切ることができます。
そのため、年間の非課税投資枠を最大限に活用しながら、効率よく資産を増やしていけます。
また、積立額の変更や停止も簡単にできるため、ライフスタイルに合わせて柔軟に調整が可能です。
ポイント還元でさらにお得に投資ができる
楽天ポイントは、新NISAでも利用できるため、非課税の恩恵を受けながら効率よく運用できます。
楽天証券ではポイントを使って投資信託や国内株、米国株の購入が可能なため、ポイントを無駄なく資産形成に役立てられます。
楽天証券のクレカ積立を新NISAと組み合わせることで、非課税枠のフル活用とポイント還元の二重のメリットを受けられます。
長期的な資産形成を考えている人は、ぜひ新NISAとクレカ積立の組み合わせを検討してみてください。
\楽天ポイントが貯まる・使える/


楽天証券のクレカ積立に関するよくある質問
- クレカ積立のポイント還元はいつ付与される?
-
楽天証券のクレカ積立で付与されるポイントは、買付日の15日ごろに付与されます。
毎月12日までに積立設定を行うと、翌12日までに買付が行われ、15日頃にポイントが付与されるという流れです。ただし、付与日は土日祝日などにより前後することがあります。
- クレカ積立の設定変更はいつでもできる?
-
クレカ積立の設定はいつでも自由に変更できます。クレカ積立の申し込み締切日は毎月12日なので、金額変更などをする場合は12日までに設定変更を済ませておきましょう。
- 楽天カードの引き落とし日はいつ?
-
楽天カードの引き落とし日は、毎月27日です。27日が土日祝日にあたる場合は、翌営業日に引き落としが行われます。
- クレカ積立の途中解約はできる?
-
楽天証券のクレカ積立は、途中解約が可能です。毎月12日がクレカ積立の申し込み締切日なので、次回の買付を停止したいときは12日までに解約手続きを済ませましょう。
なお、途中解約しても投資信託が売却されたりポイントが失効したりすることはありません。
- クレカ積立で貯めたポイントは現金化できる?
-
楽天証券のクレカ積立で貯めた楽天ポイントは、直接現金化することはできません。
ただし、楽天証券ではポイント投資が可能となっており、貯めたポイントで投資することで、元本や利益を現金として受け取れます。

