
楽天プレミアムカードが気になるけど、メリットやデメリットがよくわからない…
楽天プレミアムカードは楽天市場でのポイント還元率が高く、プライオリティ・パスが付帯することで人気を集めています。
しかし、「メリットないのでは?」「年会費11,000円も払う価値はある?」「改悪されたのでは?」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
結論から述べると、楽天プレミアムカードは「楽天市場や楽天グループサービスを頻繁に利用する人」や「海外旅行・出張の機会が多い人」にはメリットの多いカードです。
本事では、楽天プレミアムカードのデメリットや注意点を詳しく解説しつつ、どんな人に向いているのかを詳しく紹介していきます。
楽天プレミアムカードはメリットないって本当?
楽天プレミアムカードは、楽天市場でのポイント還元率の高さやプライオリティ・パスの付帯など、さまざまな特典が用意されています。
しかし、近年の改定により「以前よりメリットが少なくなった」と感じる人も増えています。
とくに、ポイント還元の条件変更や楽天サービスのSPU還元率の低下、プライオリティ・パスの変更などが影響しており、以前ほどの魅力を感じない人もいるかもしれません。
改悪によってメリットがなくなった?
楽天プレミアムカードは、過去には特典が充実していましたが、近年の改悪により「メリットない」と感じる人もいます。
とくに影響が大きいのが、ポイント還元の対象外となる支払いが増えたことと、楽天市場でのSPU還元率の変更です。
ポイントが還元されない利用先が増えた
楽天プレミアムカードでは、公共料金や税金の支払い、電子マネーチャージなどに対してポイントが付与されていました。
しかし、近年の改悪により、上記の支払いでのポイント還元率が下がったり、還元されなくなったりしています。
ポイント還元率が低い、またはポイント還元されない利用先が増えたことで「楽天プレミアムカードはメリットない」と感じている方が多くなっているようです。
楽天サービスのSPU還元率が減少
楽天プレミアムカードは、楽天市場でのSPU(スーパーポイントアッププログラム)の還元率が3倍になる特典があります。
しかし、楽天グループ全体のSPU制度が変更されたことで、以前よりもポイント還元の恩恵を受けにくくなっています。
たとえば楽天モバイルや楽天ひかりのSPU還元率が下がったり、一部の楽天サービスの利用条件が厳しくなったりしたことで、思ったよりポイントが貯まらないと感じる人も増えています。



楽天プレミアムカードの特典自体は維持されていますが、楽天市場のSPU全体の改悪によって、メリットないと感じる方が多いようです。
プライオリティ・パスが改悪された?
2025年1月より、楽天プレミアムカードの最大の特典のひとつである「プライオリティ・パス」のサービス内容が変更(改悪)されました。
変更が合ったポイントは以下のとおりです。
提供方法 | 会員証が「カード」から 「デジタル会員証(アプリ)」に変更 |
---|---|
利用回数 | 「無制限」から 「年5回まで」に変更 |
同伴者の 利用料金 | 「3,300円」から 「35ドル」に変更 |
利用施設 | 「Priority Pass社が提供する国内外のすべての提携施設」から 「Priority Pass社が提供する国内外のラウンジ施設」に変更 |
利用回数に制限が設けられたうえ、利用できる施設もラウンジのみとなっています。
プライオリティ・パスは楽天プレミアムカードの目玉ともいえる特典であるため、改悪によってメリットを感じられなくなり、離れたユーザーも一定数いるようです。
プライオリティ・パスの利用自体は引き続き可能ですが、以前ほどのメリットはないと認識しておきましょう。



楽天プレミアムカードの改悪が気になる場合は、年会費無料で気軽に発行できる「楽天カード」がおすすめです。
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楽天プレミアムカードのデメリット
楽天プレミアムカードにはさまざまな特典がありますが、利用状況によっては以下のようなデメリットを感じることもあります。
- 年会費が11,000円と高い
- プライオリティ・パスの利用回数に制限がある
- 家族カードの発行に年会費がかかる
- 通常のポイント還元率は一般カードと同じ
- 選べる特典が楽天市場コースのみになった
年会費が11,000円と高い
楽天プレミアムカードの年会費は11,000円(税込)と高額であるため、発行を躊躇う方も多いようです。
楽天市場でのポイントアップやプライオリティ・パスの特典があるものの、これらを活用できなければ年会費分の元を取るのが難しくなります。
楽天市場での利用額が少ない場合や、海外旅行に行く機会が少ない場合は、年会費無料の楽天カードの方がコストパフォーマンスが良いと感じるかもしれません。
プライオリティ・パスの利用回数に制限がある
楽天プレミアムカードでは、世界各国の空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パスが付帯しています。
しかし、年間で無料利用できる回数には制限があり、6回目以降は1回につき35ドルの追加料金がかかります。
頻繁に海外旅行や出張をする人にとっては、この回数制限がネックになる可能性があります。
無制限に利用できるプライオリティ・パスを求める場合は、別のカードを検討した方が良いでしょう。
家族カードの発行に年会費がかかる
楽天プレミアムカードの家族カードは、年会費が550円(税込)かかります。
楽天カードの家族カードは永年無料で利用できるため、それと比較するとコストがかかる点がデメリットになります。
また、家族カードではプライオリティ・パスを発行できないため、家族もラウンジを利用したい場合は、本会員として申し込む必要があります。
家族でラウンジを利用する機会が多い場合は、他の選択肢を検討した方が良いかもしれません。
通常のポイント還元率は一般カードと同じ
楽天プレミアムカードの通常還元率は1.0%で、一般の楽天カードと変わりません。
楽天市場でのSPUが3倍になる特典はありますが、通常の買い物ではとくに優位性がないため、楽天市場をあまり利用しない人にとってはメリットを感じにくいかもしれません。
通常のお買い物に使うクレジットカードを求めているのであれば、年会費無料の楽天カードがおすすめです。
選べる特典が楽天市場コースのみになった
以前は楽天プレミアムカードの特典として、「楽天市場コース」「トラベルコース」「エンタメコース」の3つから選択できました。
しかし、2025年1月15日以降に入会した場合は「楽天市場コース」のみとなり、他の特典を選ぶことはできません。
楽天市場を頻繁に利用しない場合、特典を活かしにくくなった点はデメリットといえるでしょう。



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楽天プレミアムカードが向いてない人の特徴
楽天プレミアムカードは、楽天市場の利用者や海外旅行・出張が多い人にとってはメリットが大きいですが、以下のような人には、あまり向いていないかもしれません。
- 楽天市場を頻繁に利用しない人
- 海外旅行や出張が少ない人
- ポイント還元率の高さを重視する人
- 年会費無料のカードを使いたい人
楽天市場を頻繁に利用しない人
楽天プレミアムカードの大きなメリットの一つが、楽天市場でのSPU(スーパーポイントアッププログラム)が常時3倍になることです。
しかし、楽天市場での買い物が少ない場合、このポイント還元の恩恵を十分に受けることができません。
楽天市場以外の支払いでは還元率1.0%と一般的なクレジットカードと変わらないため、普段の買い物で高還元を狙いたい場合は、他のカードを検討したほうが良いでしょう。
海外旅行や出張が少ない人
楽天プレミアムカードにはプライオリティ・パスの特典が付帯していますが、これは主に海外の空港ラウンジで活用するものです。
国内での利用機会は限られるため、海外旅行や出張が少ない人にとっては、あまりメリットを感じにくいかもしれません。
また、海外旅行保険や楽天トラベルの優待も付帯していますが、旅行の機会が少ないとこれらの特典を活かす場面が少なくなります。
その場合、年会費を払ってまで楽天プレミアムカードを持つ必要があるのか検討する価値があります。
ポイント還元率の高さを重視する人
楽天プレミアムカードの通常還元率は1.0%であるため、他のクレジットカードと比べると高還元率となっています。
しかし、年会費無料の楽天カードも通常還元率は1.0%となっており、楽天プレミアムカードだけ特別に還元率が高いわけではありません。
そのため、日常的な買い物でのポイント還元率の高さを重視する方には、楽天プレミアムカードは不向きといえます。
年会費無料のカードを使いたい人
楽天プレミアムカードは年会費が11,000円(税込)かかるため、クレジットカードに年会費を払いたくない人には向いていません。
楽天市場での利用額が少ない場合や、プライオリティ・パスを使う機会がない場合は、年会費の元を取るのが難しくなる可能性があります。
楽天市場や普段のお買い物がメインの利用なのであれば、年会費無料の楽天カードでも十分なポイント還元を受けられます。
無駄なコストをかけたくない場合は、楽天プレミアムカードよりも一般の楽天カードを選ぶのが良いでしょう。



無駄なコストをかけたくない場合は、楽天プレミアムカードよりも一般の楽天カードを選ぶのが良いでしょう。
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楽天プレミアムカードにはメリットもある!お得な特典を紹介
ここまで楽天プレミアムカードの改悪内容やデメリットを紹介してきましたが、以下のようなメリット・特典も豊富に用意されています。
- 国内外の空港ラウンジが無料で利用できる
- 海外・国内旅行損害保険が利用付帯
- 楽天カードトラベルデスクが利用可能
- 楽天グループサービスでのポイント還元率アップ
- 楽天マガジンや楽天ミュージックでの優待サービス
- 楽天証券のクレカ積立で1.0%還元
- 楽天ETCカードの年会費が無料
- 条件を達成すればブラックカードに申し込める
国内外の空港ラウンジが無料で利用できる
楽天プレミアムカードには、世界各国の空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスが付帯しています。
通常、プライオリティ・パスを個人で申し込む場合は年会費がかかるため、楽天プレミアムカードを持つことでお得に特典を活用できます。
また楽天プレミアムカードの特典として、国内やハワイの空港ラウンジは無料で何回でも利用可能です。
「海外に行く機会は年5回以内」「国内旅行に行くことが多い」という人であれば、空港ラウンジの特典を上手く活用できるでしょう。


海外・国内旅行損害保険が利用付帯
楽天プレミアムカードには、海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険が付帯しています。
補償金額は海外・国内ともに最高5,000万円となっており、旅先での万が一のトラブルに備えられるでしょう。
また、楽天カードや楽天ゴールドカードには国内旅行損害保険が付いていないため、この点はプレミアムカードの優位性といえます。
ただし、補償を受けるためには旅行代金を楽天プレミアムカードで支払う必要がある「利用付帯」となっているため、適用条件には注意が必要です。
楽天カードトラベルデスクが利用可能
楽天プレミアムカード会員は、旅行中に便利な楽天カードトラベルデスクを利用できます。
- トラブルが起きたときの案内
→カードやパスポートの紛失や盗難・怪我・病気など - 現地情報の紹介
- レストランやツアーの予約など
現地でのレストラン予約や観光案内、トラブル対応などをサポートしてくれるため、とくに海外旅行の際に役立つサービスです。
楽天グループサービスでのポイント還元率アップ
楽天プレミアムカードを持っていると、楽天市場でのSPU(スーパーポイントアッププログラム)が3倍になります。
楽天市場での買い物時により多くのポイントを獲得でき、楽天経済圏を活用する人には大きなメリットとなります。
また、楽天トラベルや楽天ブックスなど、楽天グループのサービスを利用する際にもポイント還元率が高くなるため、普段から楽天のサービスを活用している人にはお得な特典といえます。
楽天マガジンや楽天ミュージックでの優待サービス
楽天プレミアムカードを持っていると、楽天マガジンや楽天ミュージックなどで優待サービスを受けられます。
- 楽天マガジン
→毎月3誌まで無料で購読可能 - 楽天ミュージック
→30日ごとに5時間まで無料で再生可能
雑誌や音楽を楽しむ機会が多い人にとっては、追加のコストを抑えながらサービスを活用できるのが魅力です。
楽天証券のクレカ積立で1.0%還元
楽天プレミアムカードを楽天証券のクレカ積立に利用すると、1.0%のポイント還元を受けられます。
カード種類別のポイント還元率は以下のとおりです。
カードランク | 代行手数料 | |
---|---|---|
年率0.4%以上 | 年率0.4%未満 | |
楽天ブラックカード | 2.0% | |
楽天プレミアムカード | 1.0% | 1.0% |
楽天ゴールドカード | 0.75% | |
上記以外の楽天カード | 0.5% |
楽天カードや楽天ゴールドカードは年率0.4%以上の商品を選ばなければ1.0%還元になりませんが、楽天プレミアムカードならどの商品を選んでも1.0%の高還元です。



毎月10万円をクレカ積立すれば12,000ポイントが還元されるので、年会費の分を回収できます!


楽天ETCカードの年会費が無料
楽天プレミアムカードでは、楽天ETCカードを年会費無料で利用できます。
一般の楽天カードの場合、会員ランクによってはETCカードの年会費が550円(税込)かかります。
条件なしで楽天ETCカードを無料で発行できるのは、楽天プレミアムカードの強みといえるでしょう。
条件を達成すればブラックカードに申し込める
楽天プレミアムカードを利用して条件を達成すれば、楽天ブラックカードへの申し込みが可能になります。
楽天ブラックカードの申し込み条件は以下のとおりです。
- 楽天プレミアムカードを12ヶ月以上保有していること
- 過去12ヶ月間の利用額が合計500万円以上であること
楽天ブラックカードは特典が充実したハイステータスカードであり、より多くの特典を活用したい人にとってはステップアップの道として考えられます。
多くのクレジットカード会社では、ブラックカードの申し込みはインビテーション制となっており、招待条件も明らかにされていません。
その点、楽天ブラックカードは楽天プレミアムカードの利用実績を積めば申し込みが可能なため、将来的にハイステータスカードの所有を目指す方にとって魅力的なポイントです。
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楽天プレミアムカードが向いてる人の特徴
楽天プレミアムカードには年会費がかかるものの、次の特徴に当てはまる方にはおすすめのクレジットカードです。
- 楽天グループサービスの利用頻度が多い人
- 海外旅行や出張に行く機会が多い人
- 楽天証券でお得にクレカ積立をしたい人
- 将来的に楽天ブラックカードを目指したい人
楽天グループサービスの利用頻度が多い人
楽天プレミアムカードの最大のメリットの一つは、楽天市場でのSPU(スーパーポイントアッププログラム)が3倍になることです。
楽天市場での買い物が多い人ほどポイントを効率的に貯めることができ、年会費の元を取ることも難しくないでしょう。
また、楽天トラベルや楽天ブックス、楽天モバイルなどの楽天グループのサービスを頻繁に利用する人にとっては、各種特典やポイント還元の恩恵を受けやすくなります。



楽天経済圏をフル活用したい人には最適なカードといえます。
海外旅行や出張に行く機会が多い人
楽天プレミアムカードには、プライオリティ・パスが付帯しており、年5回まで世界各国の空港ラウンジを無料で利用できます。
海外旅行や出張の機会が多い人にとっては、空港ラウンジを活用できる点は大きなメリットとなります。
また、海外旅行傷害保険や楽天カードトラベルデスクのサポートも利用できるため、旅行中の万が一のトラブル時にも役立ちます。
長時間のフライトが多い人や、快適に空港で過ごしたい人にはおすすめです。
楽天証券でお得にクレカ積立をしたい人
楽天プレミアムカードを楽天証券のクレカ積立に利用すると、1.0%のポイント還元を受けることができます。
一般の楽天カードでは還元率が0.5%~最大1.0%のため、楽天プレミアムカードを活用することで、より多くのポイントを獲得できます。
投資をしながらポイントを効率よく貯めたい人には、楽天プレミアムカードがおすすめです。
将来的に楽天ブラックカードを目指したい人
楽天プレミアムカードは、将来的に楽天ブラックハードの発行を目指す方にも向いています。
楽天ブラックカードの申し込み条件は「楽天プレミアムカードを12ヶ月以上保有していること」「過去12ヶ月間の利用額が合計500万円以上であること」の2つです。
楽天ブラックカードは招待制ではなく申し込み制となっているため、条件を満たせば誰でも申し込むことが可能です。
ただし、審査があるため、必ずしも発行されるわけではありません。
審査基準は公表されていませんが、ある程度の年収や経済力が必要になることは念頭に置いておきましょう。
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楽天プレミアムカードを発行する方法
楽天プレミアムカードは、楽天カードの公式サイトから申し込むことができます。
楽天カードをすでに持っている人も、持っていない人も、以下の手順に沿って申し込みが可能です。
- 公式サイトにアクセス
- 楽天IDでログインする
- 必要な情報を入力して申し込む
- 審査の結果が届く
- 楽天プレミアムカードが発行される
1. 公式サイトにアクセス
まずは、楽天カードの公式サイトにアクセスしましょう。
申し込み画面では、「楽天カードをまだお持ちでない方」と「楽天カードをすでにお持ちの方」の2つの選択肢が表示されるため、自分に当てはまる方を選択します。
- 楽天カードを持っていない場合
→ 新規で楽天プレミアムカードを申し込む - 楽天カードをすでに持っている場合
→ 楽天カードから楽天プレミアムカードへ切り替え
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2. 楽天IDでログインする
楽天カードを持っている場合は、楽天IDでログインし、申し込み手続きを進めましょう。
楽天カードを持っていない場合は、楽天IDの新規登録が必要です。
なお、楽天市場を利用したことがある人は、既存の楽天IDを使うこともできます。
3. 必要な情報を入力して申し込む
次に、楽天プレミアムカードの申し込みフォームに、必要な情報を入力していきます。
申し込みが完了したら審査が実施されるので、結果が出るまで待ちましょう。
4. 審査の結果が届く
審査の結果は、通常1週間程度で登録したメールアドレスに届きます。
審査に通過した場合は、そのままカード発行手続きに進みます。
もしも審査に落ちてしまった場合は、申し込み内容や信用情報を見直したうえで、一定期間を空けて再申請するのも一つの方法です。
5. 楽天プレミアムカードが発行される
審査に通過すると、楽天プレミアムカードが発行され、自宅に郵送されます。
審査が完了してからカードが届くまでの目安は、およそ1週間〜10日程度です。
カードが届いたら、楽天e-NAVIにログインし、プライオリティ・パスの申し込み手続きを忘れずに行いましょう。
プライオリティ・パスは楽天プレミアムカードとは別に申し込む必要があるため、利用予定がある場合は早めに申請しておくのがおすすめです。
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楽天プレミアムカードを発行する際の注意点
楽天プレミアムカードを申し込む際には、審査や特典の制限など、事前に確認しておくべきポイントがあります。
- 発行の際には審査がある
- 損益分岐点を事前にチェックしておく
- 家族カードで利用できない特典がある
発行の際には審査がある
楽天プレミアムカードを発行するためには、審査を通過する必要があります。
申し込み条件として「20歳以上で安定した収入があること」が明記されており、条件を満たしていない場合は申し込みができません。
また、クレジットカードの審査では、過去の信用情報や他社からの借入状況もチェックされます。
一例として以下のようなケースに当てはまると、審査に通りにくくなることがあるため注意が必要です。
- 楽天カードを持っていて、過去に支払い遅延をしたことがある
- 他社のクレジットカードやローンの利用残高が多い
- 直近で複数のクレジットカードに申し込んでいる
楽天カードをすでに利用している人は、支払い実績が良好であれば審査に通りやすいと考えられますが、申し込み前に自身の信用情報を確認しておくと安心です。


損益分岐点を事前にチェックしておく
楽天プレミアムカードの年会費は11,000円(税込)なので、特典をしっかり活用しないと元を取るのが難しくなります。
楽天市場や楽天証券のポイント還元、プライオリティ・パスなどをどれくらい利用するかによって、お得度が大きく変わります。
たとえば楽天市場でのポイントアップ特典をフル活用する場合、年間でどれくらいの買い物をすれば年会費相当のポイントを獲得できるのかを事前にシミュレーションしておくと良いでしょう。
また、プライオリティ・パスを利用する予定がある場合、年間5回の無料枠内で収まるかどうかも重要です。



年間6回以上利用する場合は追加料金が発生するため、別のカードの方がお得になる可能性もあります。
家族カードで利用できない特典がある
楽天プレミアムカードには家族カードがありますが、本会員と同じ特典をすべて受けられるわけではありません。
家族カードでできないこと
- プライオリティ・パスの登録が不可
- 楽天証券のクレカ積立での利用
家族も無料で空港ラウンジを利用したい場合は、それぞれ本会員として楽天プレミアムカードを発行する必要があります。
楽天プレミアムカードを申し込む前に、どの特典をどれくらい活用するかを整理し、自分にとって本当にメリットがあるかをしっかり確認しておきましょう。
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楽天プレミアムカードに関するよくある質問
- 楽天プレミアムカードの年会費はいつ請求される?
-
楽天プレミアムカードの年会費は、カード契約月の翌々月に請求されます。
たとえば1月に契約した場合、年会費は3月の支払いとなり、年会費適用期間は2月1日から翌年1月31日までとなります。
- 年会費無料の楽天カードに切り替えられる?
-
楽天プレミアムカードから年会費無料の楽天カードへダウングレードすることは可能ですが、手続きは楽天e-NAVIからは行えません。
ダウングレードを希望する場合は、楽天カードのカスタマーセンターに電話で問い合わせる必要があります。
- 楽天プレミアムカードは解約するとどうなる?
-
楽天プレミアムカードを解約すると、付帯していた特典がすべて利用できなくなります。
プライオリティ・パスの会員資格も即時無効となるため、ラウンジ利用を予定している場合は事前に解約のタイミングを調整しておきましょう。
また、楽天プレミアムカードの年会費は、基本的に返金や日割り対応がありません。
ただし、過去にはサービス変更に伴う解約時に限り、年会費の返金対応をしていた事例もあります。
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まとめ:楽天プレミアムカードは海外旅行が多い人におすすめ
楽天プレミアムカードは、楽天市場でのポイント還元率が高くプライオリティ・パスが付帯するなどの特典がありますが、うまく活用できなければ「メリットない」と感じるかもしれません。
海外旅行や出張の機会が多い人にとっては、空港ラウンジが利用できるプライオリティ・パスや、旅行保険、トラベルデスクのサポートなどが充実しており、年会費の元を取りやすいカードといえます。
一方で、楽天市場をあまり利用しない人や、海外旅行に行く機会が少ない人にとっては、特典を十分に活かせない可能性があります。
楽天プレミアムカードの申し込みを検討している場合は、自分のライフスタイルに合った特典があるかどうかをしっかり確認してみてください。
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