ソダシは真っ白な美しい馬体が印象的な牝馬です。
白毛馬がG1を獲得したのはソダシが史上初であるため、どのような馬なのか知りたい方も多いのではないでしょうか。
今回の記事ではソダシの競走成績や馬名の由来など、基本的な概要について紹介します!
ソダシとは
馬名 | ソダシ |
英名 | Sodashi |
父 | クロフネ |
母父 | キングカメハメハ |
生年月日 | 2018年3月8日 |
生産牧場 | ノーザンファーム |
ソダシは、1996年に突然変異で誕生したシラユキヒメという白毛馬の孫であり、牛のようなブチ模様のブチコという白毛馬の1番仔です。
馬主は金子真人オーナー。馬主界隈では非常に有名な方で、過去には伝説のディープインパクトを所有されていました。
主戦騎手は吉田隼人騎手が務めています。調教師は栗東の須貝尚介調教師。須貝調教師はゴールドシップやジャスタウェイなどの活躍馬を輩出しています。
ソダシの馬名の由来
ソダシの馬名の由来は「純粋、輝き(サンスクリット語)」だそうです。
純白な体を持つ美しい馬にぴったりの由来ですね!
なお、実際のサンスクリット語には「ソダシ」と読める単語が見つからないそうで、一時期ツイッターで話題になっていました。
「ソダシ」をサンスクリット語の観点から考察するツイートが面白かったので紹介します!
「ソダシ」には「16」の意味があるそうですが、サンスクリット語が使われていた古代インドの宗教では「16」という数字に特別な意味があったようです。
一見すると可愛らしい印象の馬名ですが、非常に深い由来がありそうで面白いですね。
ソダシの競走成績
ソダシは新馬戦で優勝後、札幌2歳ステークスやアルテミスステークスなどのG3を優勝、その後G1でも大きな活躍を見せてくれました。
ソダシの主な勝ち鞍は次のとおりです。
開催年 | レース名 | 2着馬 |
---|---|---|
2020年 | 阪神ジュベナイルフィリーズ | サトノレイナス |
2020年 | 桜花賞 | サトノレイナス |
2021年 | 札幌記念 | ラヴズオンリーユー |
2022年 | ヴィクトリアマイル | ファインルージュ |
ソダシは現在G1を3勝しています!札幌記念はG2ですが、海外G1で活躍しまくったラヴズオンリーユーに勝っていると思うと素晴らしいですね。
2023年5月14日のヴィクトリアマイルでは惜しくも2着となりました。有力馬のスターズオンアースには勝てましたが、1着のソングラインが非常に強かったです。
次走は今のところ未定なので、しばらくはリフレッシュ期間に入るものと考えられます。
ソダシの珍エピソード
ソダシは純白の体を持つ美しい馬です。母はブチコという名前の世にも珍しいブチ模様の馬なのですが、ソダシにもブチ模様が遺伝しているそうで…。
目元や首にブチ模様が見られます!!
ブチ模様は成長するにつれて濃くなっていっているそう。繁殖に入る頃には、さらにブチ模様が増えている可能性もありますね。
白毛のソダシも可愛いですが、ブチ模様が出ているソダシもきっと可愛いんじゃないかなと思います!
ソダシが稼いだ賞金総額
2023年5月時点で、ソダシが獲得している賞金総額は約6億2,900万円です!
白毛馬の中ではダントツの賞金です。
ソダシは現在5歳なので、2023年いっぱいは走ると予想されます。引退までにはもう少し賞金が増えそうです。
ソダシの産駒
ソダシは引退が発表されたばかりなので、まだ産駒はいません。
引退後はノーザンファームで繫殖牝馬になる予定なので、2024年に種付けが行われれば、2025年には初年度産駒が誕生するでしょう。
ソダシはウマ娘に実装される?
ソダシがウマ娘に実装される予定はありません。
ウマ娘で競走馬を実装するためには馬主からの許可が必要です。
ソダシの馬主である金子真人オーナーは、ディープインパクトやマカヒキなど数々の名馬を所有していますが、いずれもウマ娘には実装されていません。
そのため、今後も実装される可能性は低いと考えられます。
ソダシは白毛の美人という印象が強い馬なので、もしウマ娘に実装されるとしたら非常に美しいキャラクターが完成するでしょう。
まとめ
ソダシの競争成績や馬名の由来について解説しました。
ソダシは現役競走馬なので、まだまだ走っている姿を見ることができます!現在5歳のため、2023年中に引退する可能性が高いと考えられます。
ソダシが走っている姿を見たい方は、今年中に競馬場へ足を運びましょう!
ソダシが競馬場で走っている姿をもう見ることはできませんが、これからは妹のママコチャの応援や、まだ見ぬソダシ産駒の誕生を楽しみにしましょう!