アーモンドアイは競走馬の中でも人気の高い牝馬です。
可愛らしい見た目と名前に反して、G1を獲得しまくる活躍ぶりを発揮。そんなアーモンドアイのことが気になっている方も多いでしょう。
今回の記事ではアーモンドアイの競走成績や馬名の由来など、基本的な情報について解説していきます!
アーモンドアイとは
馬名 | アーモンドアイ |
英名 | Almond Eye |
父 | ロードカナロア |
母父 | サンデーサイレンス |
生年月日 | 2015年3月10日 |
生産牧場 | ノーザンファーム |
アーモンドアイは2017年から2020年にかけて活躍した競走馬です。
馬主はシルク・ホースクラブ。一口馬主のクラブですね。主戦騎手はクリストフ・ルメール騎手が務めました。
調教師は美浦の国枝栄調教師です。国枝調教師は、アーモンドアイの他にマツリダゴッホやアパパネなど多数のG1馬を手掛けています。
アーモンドアイの馬名の由来
アーモンドアイの馬名の由来は「美人とされる顔の目の形」だそうです。
確かにアーモンドアイの顔を見てみると、クリッとした大きな目が印象的な可愛らしい顔をしています。
G1馬はかっこいい感じの名前が多いのですが、アーモンドアイは牝馬らしく可愛らしい名前ですね。
アーモンドアイの競走成績
アーモンドアイは数々のG1を総なめにしてきた偉大な競走馬です!
牝馬限定だけでなく牡馬混合のレースでも実力を遺憾なく発揮し、他馬を圧倒して勝利を収めてきました。
アーモンドアイの主な勝ち鞍は次のとおりです。
開催年 | レース名 | 2着馬 |
---|---|---|
2018年 | 桜花賞 | ラッキーライラック |
2018年 | 優駿牝馬(オークス) | リリーノーブル |
2018年 | 秋華賞 | ミッキーチャーム |
2018年 | ジャパンカップ | キセキ |
2019年 | ドバイターフ | ヴィブロス |
2019年 | 天皇賞(秋) | ダノンプレミアム |
2020年 | ヴィクトリアマイル | サウンドキアラ |
2020年 | 天皇賞(秋) | フィエールマン |
2020年 | ジャパンカップ | コントレイル |
アーモンドアイの競争成績は15戦11勝、勝ち鞍のうち10戦はG1という驚異の成績です。
G1を10タイトルも獲得した競走馬はアーモンドアイの他にはいません。アーモンドアイは後世にも名を残す名馬となるでしょう。
アーモンドアイの珍エピソード
2018年に三冠を獲得して以降、ジャパンカップ・ドバイターフ・天皇賞を優勝し快進撃を続けるアーモンドアイ。
当然のことながら、2019年の有馬記念では単勝オッズ1.5倍の圧倒的1番人気。
2番人気のリスグラシューのオッズは6.7倍と、大きな開きがありました。
しかし、結果はまさかの9着。
アーモンドアイが1着を逃すことは稀にあったものの、馬券外になったのは有馬記念が初めてです。
中山競馬場は悲鳴に包まれ、インターネット上も阿鼻叫喚の嵐が巻き起こっていたそうです。競馬怖い…。
有馬記念では惜しくも9着になりましたが、2020年にはきっちりと復活し有終の美を飾りました!
アーモンドアイが稼いだ賞金総額
アーモンドアイが獲得した賞金総額は約19億8,000万円です!
歴代獲得賞金では牡馬のキタサンブラックを抑えて堂々の1位です。賞金が高いジャパンカップやドバイターフを優勝しているのが大きいですね。
一口馬主の配当
アーモンドアイはシルク・ホースクラブが所有している馬なので、出資者には配当金が付与されました。
アーモンドアイの賞金総額は約19億8,000万円で、募集口数は500口。なので単純計算で1口あたりの配当は約396万円になります。
ちなみにアーモンドアイの一口価格は6万円でした。6万円が396万円に化けるとは、まさか誰も思わなかったでしょう。
アーモンドアイの産駒
アーモンドアイは2020年のジャパンカップを優勝後に引退。繁殖に入りました。
ここではアーモンドアイ産駒について解説します。
初年度産駒は2024年にデビュー予定
アーモンドアイの初年度産駒(牡)は2022年に無事に生まれました。父はエピファネイアです。
アーモンドアイと同様、シルク・ホースクラブで募集される可能性が高いでしょう。
募集価格は明らかにされていませんが、アーモンドアイの活躍ぶりから見るに億越えは間違いないかと思われます。
仮に募集総額1億円の500口で募集されるとなると、一口あたりの価格は20万円です。
2番仔は2023年1月に誕生
アーモンドアイの2番仔(牡)は2023年1月に無事に誕生したとのことです。
元気いっぱいでスクスク育っているとのことで、成長が楽しみですね。
アーモンドアイはウマ娘に実装される?
アーモンドアイがウマ娘に実装される予定は今のところありません。
アーモンドアイはシルク・ホースクラブが馬主なので、シルクからの許可が下りない限り実装は難しいでしょう。
ウマ娘で一口馬主クラブから実装されたのは、タイキシャトル(大樹レーシングクラブ)やデアリングタクト(ノルマンディーオーナーズクラブ)などが挙げられます。
アーモンドアイはジャパンカップでデアリングタクトと一緒に走っているので、もし実装されたらストーリーの中に取り入れられるかもしれませんね。
まとめ
アーモンドアイの競走成績や馬名の由来について解説しました。
競走成績を振り返ってみると、アーモンドアイが歴史に名を残す偉大な牝馬であることが改めてわかりましたね。
アーモンドアイは現在ノーザンファームで繁殖に入っています。デリケートな時期のため見学はできません。
1番仔、2番仔ともに元気に育っているようなので、子供の成長を楽しみに待ちましょう!