
楽天ブラックカードに申し込みたいけど、条件が気になる…
楽天ブラックカードは、楽天カードの中で最上位クラスに位置するステータスカードです。
以前は招待制(インビテーション制)でしたが、現在は申し込み制に変更され、条件を満たせば誰でも申請できるようになりました。
楽天ブラックカードへの申し込み条件は次のとおりです。
- 楽天プレミアムカードを12ヶ月以上保有していること
- 過去12ヶ月間の利用額が合計500万円以上であること
楽天ブラックカードを発行するためには、まず楽天プレミアムカードを発行し、12ヶ月以上かつ500万円以上を利用する必要があります。
本記事では、楽天ブラックカードの申し込み条件やメリット・デメリット、年会費の損益分岐点について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
楽天ブラックカードとは?


カード名 | 楽天ブラックカード |
年会費 | 33,000円(税込) |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | VISA/Mastercard/JCB/AMEX |
追加カード | 家族カード/楽天ETCカード |
利用限度額 | 最高1,000万円 |
特典 | ・楽天サービスでの優待ポイント ・楽天証券のクレカ積立で2.0%還元 ・コンシェルジュサービス ・プライオリティ・パス ・手荷物宅配サービスなど |
楽天ブラックカードは、楽天カードの中で最もステータスの高いクレジットカードです。
以前は招待制でしたが、現在は申し込み制となり、一定の条件を満たせば取得できます。高額な利用限度額や特典が充実しており、楽天経済圏を活用している人にとって魅力的な選択肢の一つです。
楽天カードの最上位カード
楽天ブラックカードは、楽天カードシリーズの中でも最上位に位置するカードです。
年会費は33,000円(税込)と高額ですが、その分、プライオリティ・パスの最上級ランクやコンシェルジュサービス、手厚い旅行保険など、さまざまな特典が付帯しています。
また、利用限度額も高く、300万円から最大1,000万円まで設定されるため、大きな買い物をする人にも適しています。
招待制が撤廃され申込制になった
以前はインビテーション制(招待制)だった楽天ブラックカードですが、現在は申込制へと変更されました。
ただし、申し込むためには楽天プレミアムカードを12ヶ月以上保有し、過去12ヶ月間の利用額が500万円以上であることが条件となっており、誰でも簡単に発行できるわけではありません。
楽天ブラックカードを目指すなら、まずは楽天プレミアムカードを発行することが第一歩です。
楽天プレミアムカードなら、年会費が11,000円(税込)でプライオリティ・パスを年5回まで無料で利用できたり、楽天市場でのポイントアップがあったりなど、多くの特典を受けられます。



楽天ブラックカードの発行を目指す人は、楽天プレミアムカードを活用しながら条件をクリアを目指しましょう。
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【2025年最新】楽天ブラックカードの申し込み条件
楽天ブラックカードは、以前の招待制から申し込み制へと変更されました。しかし、誰でも簡単に申し込めるわけではなく、厳しい条件をクリアする必要があります。
楽天ブラックカードを取得するためには、楽天プレミアムカードの保有期間や年間の利用額など、特定の基準を満たしていることが求められます。
楽天プレミアムカードを12ヶ月以上保有していること
楽天ブラックカードを申し込むためには、まず楽天プレミアムカードを発行し、12ヶ月以上の保有実績が必要です。
楽天プレミアムカードを持たずに直接申し込むことはできないため、楽天ブラックカードの発行を目指す人は、まず楽天プレミアムカードの利用を始めることが必須となります。
楽天プレミアムカードは、年会費11,000円(税込)でプライオリティ・パスや楽天市場でのポイントアップなどの特典が付帯しています。



楽天プレミアムカードを活用しながら、次の条件をクリアするための準備を進めましょう。
過去12ヶ月間の利用額が合計500万円以上であること
楽天ブラックカードを申し込むには、過去12カ月間の利用額が500万円以上であることが条件となっています。
つまり、毎月約42万円以上の決済が必要という計算になります。
生活費の決済だけでは厳しい条件ですが、楽天市場や楽天トラベル、ふるさと納税、公共料金や家賃の支払いなど、すべての支払いを楽天プレミアムカードにまとめることで、条件達成のハードルを下げることが可能です。
楽天ブラックカードを取得するためには、単に楽天プレミアムカードを保有するだけでなく、積極的に決済を行って条件を満たす必要があります。
申込対象者の更新サイクルは年4回
楽天ブラックカードの申し込み対象者は、年に4回判定されます。
更新月は1月・4月・7月・10月の計4回で、それぞれの更新タイミングで申し込みが可能かどうかが決まります。
請求金額の集計対象期間は、各更新月の前々月を最終月とする直近12ヶ月間です。
たとえば、4月の更新で申し込みを目指す場合、2月を最終月として過去12ヶ月間に500万円以上の利用実績を達成している必要があります。
更新サイクルを意識して計画的に楽天プレミアムカードを利用すれば、申し込みのタイミングを逃さずに済むでしょう。
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楽天ブラックカードの申し込み方法
楽天ブラックカードへの申し込み方法は以下のとおりです。
- まず楽天プレミアムカードを発行する
- 楽天ブラックカードの申し込み条件を満たす
- 楽天e-NAVIから楽天ブラックカードに申し込む
- 審査通過で楽天ブラックカードが発行される
1. まず楽天プレミアムカードを発行する
楽天ブラックカードに申し込むためには、楽天プレミアムカードの保有と利用が必須となっています。
そのため、まずは楽天プレミアムカードを発行し、利用実績を積むことから始めましょう。
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2. 楽天ブラックカードの申し込み条件を満たす
楽天ブラックカードの申し込みには、楽天プレミアムカードの発行に加え、以下の条件を達成する必要があります。
- 楽天プレミアムカードを12ヶ月以上保有していること
- 過去12ヶ月間の利用額が合計500万円以上であること
条件を達成するためには、楽天市場や楽天トラベルの活用、公共料金やふるさと納税の支払いを楽天カードに集約するなど、計画的な決済が必要になります。
また、楽天ブラックカードの申し込み対象者は年4回(1月・4月・7月・10月)更新されるため、希望する申し込み時期に合わせて利用実績を積んでおくことが重要です。
3. 楽天e-NAVIから楽天ブラックカードに申し込む
楽天ブラックカードの申し込み条件を満たすと、楽天e-NAVI内に申し込みの案内バナーが表示されます。
バナーが表示されたら、楽天e-NAVIから申し込み手続きを行いましょう。
4. 審査通過で楽天ブラックカードが発行される
楽天ブラックカードへの申し込み後、楽天側で審査が行われます。
なお、楽天ブラックカードは条件を満たせば申し込めますが、審査に通過する必要があるため、必ず発行できるとは限りません。
審査に通過すると、通常2~3週間程度で楽天ブラックカードが発行され、手元に届きます。
まずは楽天プレミアムカードを発行し、楽天ブラックカードの発行を目指してみてください。
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楽天ブラックカードのメリットや特典
楽天ブラックカードは、楽天カードの中でも特典が最も充実しているクレジットカードです。
- 楽天関連サービスでのポイント還元率アップ
- 楽天証券のクレカ積立の還元率が2.0%
- コンシェルジュサービスを利用可能
- 旅行サービスが充実
- 旅行損害保険や動産総合保険が付帯
- 利用限度額が最大1,000万円
それぞれのメリットや特典について、次の項目から詳しく見ていきましょう。
楽天関連サービスでのポイント還元率アップ
楽天ブラックカードを利用すると、楽天市場や楽天トラベルなどの楽天関連サービスでのポイント還元率が優遇されます。
サービス名 | ポイント還元率 |
---|---|
楽天市場 | 毎週火曜・木曜4倍 (誕生日月は+1倍) |
楽天トラベル | +3倍 |
楽天ブックス | +3倍 |
RakutenTV | +3倍 |
上記の還元率がいつでも適用されるため、楽天経済圏で生活をしている人にとっては、とくにメリットが大きいでしょう。
楽天証券のクレカ積立の還元率が2.0%
楽天ブラックカードを使って楽天証券でクレカ積立を行うと、通常の楽天カードよりも高い2.0%の還元を受けられます。
楽天証券のクレカ積立のポイント還元率は以下のとおりです。
カード種類 | 代行手数料 | |
---|---|---|
年率0.4%以上 | 年率0.4%未満 | |
楽天ブラックカード | 2.0% | |
楽天プレミアムカード | 1.0% | 1.0% |
楽天ゴールドカード | 0.75% | |
上記以外の楽天カード | 0.5% |
クレカ積立の上限額は月10万円であるため、上限まで積み立てれば年間24,000ポイントを獲得できます。
資産形成をしながら効率的にポイントを貯めたい方にも、楽天ブラックカードはおすすめです。


コンシェルジュサービスを利用可能
楽天ブラックカードにはコンシェルジュサービスが付帯しており、さまざまな予約手続きを代行してくれます。
対応サービスとしては、ダイニング、エンタメ、旅行、ゴルフ関連の予約などが含まれます。
旅行や出張が多い人やグルメ・エンタメを楽しみたい人にとっては、手間を省ける便利なサービスといえます。
旅行サービスが充実
楽天ブラックカードには、国内外の旅行を快適にするための特典が多数用意されています。
- プライオリティ・パス(国内外の空港ラウンジが無料)
- 手荷物宅配サービス
- Hertzレンタカーの優待
- 楽天カードトラベルデスクのサポート
上記のサービスを活用することで、空港や旅先での移動がスムーズになります。
とくに、プライオリティ・パスでは世界中の空港ラウンジを無料で利用できるうえ、同伴者2名までなら追加料金がかかりません。そのため、家族で旅行を楽しみたい場合にも便利です。
旅行損害保険や動産総合保険が付帯
楽天ブラックカードは付帯保険が充実しており、万が一のトラブルに備えられます。
- 海外旅行損害保険:最高1億円
- 国内旅行損害保険:最高5,000万円
- 動産総合保険:最高300万円
海外旅行損害保険や国内旅行傷害保険が付帯しているため、万が一のトラブルに見舞われた際にも補償が受けられます。
また、ショッピングで購入した商品が破損・盗難に遭った場合に補償される動産総合保険も付帯しているため、高額な買い物をする際も安心です。
利用限度額が最大1,000万円
楽天ブラックカードの利用限度額は300万円から最大1,000万円までとなっており、高額な買い物や決済をスムーズに行うことができます。
楽天カードの中でも最も限度額が高く、ビジネス用途や大きな支出が多い人にとっては魅力的なポイントとなるでしょう。
なお、楽天プレミアムカードの利用限度額は300万円までとなっています。まずは楽天プレミアムカードを発行し、楽天ブラックカードの条件達成を目指しましょう。
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楽天ブラックカードのデメリット
楽天ブラックカードは特典が豊富な一方で、いくつかのデメリットもあります。
- 申し込み条件が厳しい
- 年会費が33,000円と高額
- 年間利用額に対するボーナスポイントがない
ここでは、楽天ブラックカードの注意点について解説します。
申し込み条件が厳しい
楽天ブラックカードは申込制になったとはいえ、誰でも簡単に取得できるわけではありません。
楽天プレミアムカードを12ヶ月以上保有していることに加え、過去12ヶ月間で500万円以上の利用実績が必要です。
毎月42万円以上の決済が求められる計算になるため、ハードルが高いと感じる人も多いでしょう。
また、楽天ブラックカードの申し込み対象者は年4回の更新サイクルで決定されるため、希望するタイミングで申し込めるとは限りません。申し込みを目指す場合は、事前に計画的に楽天カードを活用する必要があります。



最短での申し込みを目指す場合は、計画的に条件達成を目指す必要があります。
年会費が33,000円と高額
楽天ブラックカードの年会費は33,000円(税込)と、楽天カードの中で最も高額に設定されています。
楽天プレミアムカードは年会費11,000円(税込)でプライオリティ・パスを利用できるため、コストパフォーマンスを重視する場合は楽天プレミアムカードのほうが適しているケースもあります。
楽天ブラックカードを選ぶ場合は、特典を最大限活用できるかどうかを見極めることが重要です。
年間利用額に対するボーナスポイントがない
楽天ブラックカードには、年間の利用額に応じたボーナスポイントの制度がありません。
他社のブラックカードやプラチナカードでは、年間の決済額に応じてボーナスポイントが用意されているケースが多いですが、楽天ブラックカードにはないため、ポイント還元がやや物足りないと感じるかもしれません。
また、楽天ブラックカードの基本還元率は1.0%と、楽天プレミアムカードと変わりません。
楽天プレミアムカードなら年会費が11,000円(税込)とブラックカードよりも手頃で、プライオリティ・パスや楽天市場でのポイント還元率アップなどの特典が付いています。
楽天ブラックカードの特典をフルに活用できるかわからない場合は、まずは楽天プレミアムカードを発行し、実際に楽天経済圏での決済を増やしながら自分に合うカードを見極めるのがおすすめです。
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楽天ブラックカードの年会費は高い?損益分岐点をチェック!
楽天ブラックカードの年会費は33,000円(税込)と、楽天カードの中で最も高額に設定されていますが、クレカ積立の還元率や特典を活用することで、年会費分のコストを効率よく回収することも可能です。
ここでは、楽天ブラックカードを利用する際の損益分岐点について詳しく見ていきます。
通常還元率1%の場合の損益分岐点
楽天ブラックカードの通常還元率は1.0%です。この場合、年会費33,000円分のポイントを獲得するためには、以下の利用額が必要です。
日常の買い物や楽天市場の利用、公共料金の支払いなどを含め、年間330万円以上を楽天ブラックカードで決済すれば、ポイント還元だけで年会費分をカバーすることが可能です。
ただし、これを達成するには毎月約27.5万円の決済が必要になるため、ハードルは高めといえるでしょう。
クレカ積立分を考慮した損益分岐点
楽天ブラックカードを楽天証券のクレカ積立に利用すると、還元率は2.0%になります。毎月の積立上限額は10万円なので、年間で最大120万円を積み立てることが可能です。
たとえば上限までクレカ積立を行った場合、還元されるポイントは以下のとおりです。
クレカ積立を上限まで活用すれば、年会費33,000円(税込)のうち大部分を回収できます。
残りの9,000円分を通常の買い物で回収するためには、通常還元率1.0%の計算で年間90万円の決済で済みます。
つまり、クレカ積立(月10万円)+年間90万円の通常決済を行えば、年会費を完全に回収できます。



月に必要な決済額は約7.5万円となるため、通常決済だけで年会費を回収するよりも現実的ですね。
その他の特典を考慮した損益分岐点
楽天ブラックカードには、プライオリティ・パスやコンシェルジュサービスなど、ポイント還元以外の特典も充実しています。
たとえば、プライオリティ・パスの年会費はスタンダードで329ドル、プレステージで469ドルとなっており、日本円(1ドル150円)で5万円以上がかかります。
楽天ブラックカードならプライオリティ・パスに無料で入会できるため、頻繁に利用する人にとっては年会費33,000円(税込)を十分に上回る価値があります。
また、旅行保険や手荷物宅配サービス、楽天トラベルデスクの利用などを考慮すると、楽天ブラックカードを活用することで年会費以上のメリットを得ることが可能です。
ただし、これらの特典をあまり利用しない場合は、楽天プレミアムカードの方がコストパフォーマンスが良いと感じるかもしれません。



楽天ブラックカードを発行するか迷っている方は、損益分岐点で得するかどうかを考えてみましょう!
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楽天ブラックカードと楽天プレミアムカードの違い
楽天ブラックカードと楽天プレミアムカードは、どちらも楽天カードの上位ランクに位置するクレジットカードですが、年会費や特典、利用限度額などに違いがあります。
カード名 | 楽天ブラックカード | 楽天プレミアムカード |
---|---|---|
年会費 | 33,000円 (税込) | 11,000円 (税込) |
利用限度額 | 最高1,000万円 | 最高300万円 |
通常の ポイント還元率 | 1.0% | |
クレカ積立の ポイント還元率 | 2.0% | 1.0% |
国内空港 ラウンジ | 回数制限なし 同伴者は有料 | |
海外空港 ラウンジ | 回数制限なし 同伴者2名まで無料 | 年5回まで 同伴者は有料 |
旅行損害保険 | 海外・国内: 最高5,000万円 | 海外:最高1億円 国内:最高5,000万円 |
その他 | 楽天カードプレミアムプログラム コンシェルジュサービス 手荷物宅配サービス 楽天カードトラベルデスク など | 楽天カードプレミアムプログラム 楽天カードトラベルデスク など |
ここでは、それぞれの特徴を比較しながら、自分に合ったカードを選ぶポイントを解説します。
年会費や利用限度額で比較
楽天ブラックカード | 楽天プレミアムカード | |
---|---|---|
年会費 | 33,000円 (税込) | 11,000円 (税込) |
利用限度額 | 最高1,000万円 | 最高300万円 |
楽天ブラックカードの年会費は33,000円(税込)ですが、楽天プレミアムカードの年会費は11,000円(税込)と、ブラックカードの約3分の1のコストで利用できます。
また、利用限度額についても大きな差があり、楽天ブラックカードは最大1,000万円まで設定可能ですが、楽天プレミアムカードは一般的に300万円前後とされています。



コストはかかるものの、高額決済が必要な場合は、楽天ブラックカードの方が適しているといえます。
ポイント還元率で比較
楽天ブラックカード | 楽天プレミアムカード | |
---|---|---|
通常ポイント還元率 | 1.0% | |
クレカ積立の ポイント還元率 | 2.0% | 1.0% |
楽天ブラックカードと楽天プレミアムカードの基本的なポイント還元率は、どちらも1.0%です。
ただし、楽天証券のクレカ積立においては楽天ブラックカードの還元率が2.0%と、楽天プレミアムカードの2倍のポイントが付与されるため、積立を活用する場合はブラックカードの方が有利になります。
その他の楽天市場でのポイント還元率は、基本的に楽天プレミアムカードと大きな違いはありません。



ポイント還元率だけを重視する場合は、楽天ブラックカードを選ぶメリットは少なくなります。
付帯特典で比較
楽天ブラックカードは、楽天プレミアムカードと比較して、より充実した特典が用意されています。
とくに大きな違いは、コンシェルジュサービスが付帯している点です。
楽天ブラックカードのコンシェルジュサービスでは、旅行やダイニングの予約を代行してくれるため、手間をかけずに高級レストランやホテルの手配が可能になります。
プライオリティ・パスは楽天プレミアムカードでも無料で付帯していますが、楽天ブラックカードは回数制限がないのに対し、楽天プレミアムカードは年5回までの回数制限があります。
そのため、年5回以上海外旅行や出張などに行く方は、楽天ブラックカードの方が便利に利用できるでしょう。
損益分岐点で比較
通常利用での損益分岐点と、クレカ積立の分を考慮した損益分岐点を以下の表にまとめました。
楽天ブラックカード | 楽天プレミアムカード | |
---|---|---|
通常利用の 損益分岐点 | 年330万円以上の利用 | 年110万円以上の利用 |
クレカ積立込みの 損益分岐点 | クレカ積立で 年120万円積立 + 年90万円以上の利用 | クレカ積立で 年120万円積立 |
楽天ブラックカードの年会費は33,000円(税込)なので、通常のお買い物だけなら年330万円以上の利用が必要です。
しかし、クレカ積立を活用すれば年間24,000ポイントを獲得できるため、残り9,000ポイントは年間90万円の決済で回収できます。
一方、楽天プレミアムカードの年会費は11,000円(税込)で、クレカ積立の還元率は1.0%のため、年間10万円×12ヶ月で12,000ポイントを獲得できます。
これだけで年会費以上のポイントを回収できるため、コストパフォーマンスを考えると楽天プレミアムカードの方が維持しやすいといえるでしょう。



なお、楽天サービスを利用すればポイント還元率がアップするため、実際の損益分岐点はもっと下がる可能性もあります。
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楽天ブラックカードがおすすめな人の特徴
楽天ブラックカードは、楽天カードの中で最もステータスが高く特典も充実しています。しかし、申し込み条件が厳しく、年会費も高額なため、誰にでもおすすめできるわけではありません。
ここでは、楽天ブラックカードが特に向いている人の特徴を紹介します。
楽天経済圏をフル活用している人
楽天市場や楽天トラベル、楽天証券など、楽天グループのサービスを積極的に利用している人にとって、楽天ブラックカードは相性の良い一枚です。
とくに楽天証券のクレカ積立では2.0%の高還元率を得られるため、ポイントを効率的に貯めることができます。
また、楽天市場での買い物や楽天サービスの利用頻度が高い人は、楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)による還元率アップも活用できるため、楽天ブラックカードのメリットを最大限に引き出せます。
旅行や出張に行く機会が多い人
楽天ブラックカードには、プライオリティ・パスや旅行損害保険、手荷物宅配サービスなど、旅行に関する特典が充実しています。
たとえば、プライオリティ・パスでは世界中の空港ラウンジを無料で利用できるため、海外旅行や出張が多い人にとっては大きなメリットとなります。
また、楽天カードトラベルデスクを利用すれば、ホテルや航空券の予約をスムーズに行うことができるため、旅行を快適に楽しみたい人にもおすすめです。
楽天プレミアムカードでは満足できない人
楽天ブラックカードと楽天プレミアムカードには多くの共通点がありますが、より高い限度額やコンシェルジュサービスを求める方には楽天ブラックカードがおすすめです。
とくに、ハイステータスなカードを持ちたい人にとって、楽天ブラックカードは魅力的な選択肢となるでしょう。
楽天カードの最上位グレードであり、一般の楽天カードや楽天プレミアムカードと比べても、特典の充実度やカードデザインの高級感が際立ちます。
また、プライオリティ・パスやコンシェルジュサービスをフル活用すれば、ワンランク上のサービスを受けることができます。
まずは楽天プレミアムカードを発行して使用感を確かめたうえで、条件達成を目指し、楽天ブラックカードを発行しましょう。



まずは楽天プレミアムカードを発行して使用感を確かめたうえで条件達成を目指し、楽天ブラックカードを発行しましょう。
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楽天ブラックカードに関するよくある質問
- 楽天ブラックカードにインビテーションはある?
-
以前は招待制(インビテーション制)での発行が基本でしたが、現在は申込制に変更されています。
楽天ブラックカードの申し込みには、楽天プレミアムカードを12ヶ月以上保有していること、過去12ヶ月間の利用額が500万円以上であることが条件となっています。条件を満たせば誰でも申し込みが可能です。
- 条件を達成すれば必ず発行できる?
-
楽天ブラックカードの申込条件をクリアしていても、審査によっては発行されない場合があります。
審査基準は非公開ですが、クレジットヒストリー(クレヒス)や信用情報、他のカードの利用状況などが影響する可能性があります。
過去に支払い遅延などがある場合は、審査に通過しにくくなることが考えられるでしょう。
- 楽天ブラックカードの申し込みに年収制限はある?
-
楽天ブラックカードの申し込み条件には、公式に年収の制限は記載されていません。しかし、年間500万円以上のカード決済が求められるため、それに見合った収入が必要になります。
生活費や家賃、光熱費などすべて楽天ブラックカードにまとめることを考慮しても、1年間で500万円以上を決済するためには、少なくとも年収1000万円以上が必要になるでしょう。
まとめ:まずは楽天プレミアムカードを発行しよう
楽天ブラックカードは、楽天カードの最上位グレードであり、特典が充実した魅力的なクレジットカードです。
しかし、申し込みには厳しい条件があり、楽天プレミアムカードを12ヶ月以上保有し、年間500万円以上の利用実績を積む必要があります。
そのため、楽天ブラックカードを目指す場合は、まず楽天プレミアムカードを発行して決済金額を増やしていくことが第一歩となります。
楽天プレミアムカードなら、年会費11,000円(税込)でプライオリティ・パスが付帯し、楽天市場でのポイント還元率もアップするため、楽天ブラックカードの条件達成を目指しながらお得に活用できます。
ぜひ楽天プレミアムカードを発行し、使用感を確かめながら楽天ブラックカードへのグレードアップを検討してみてください。

