株式投資にはさまざまな投資スタイルがありますが、その中でもバリュー株投資は、割安な株を見つけて長期的に安定したリターンを狙う戦略として人気があります。
バリュー株は、企業の本来の価値に対して株価が低く評価されている銘柄のことで、将来的に市場がその価値を見直した際に、株価の上昇が期待できる点が魅力です。また、バリュー株には配当を重視する企業が多いという特徴もあり、株価の値上がりだけでなく、安定した配当収入を得ることもできます。
一方で、バリュー株には成長スピードが遅いことや、割安なまま放置されるリスクもあるため、銘柄選びが重要になります。
この記事では、バリュー株の特徴やメリット・デメリット、さらに投資する際のポイントについて詳しく解説していきます。バリュー株投資に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。
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バリュー株(割安株)とは?
バリュー株とは、企業の業績や資産価値に対して株価が割安と判断される銘柄のことを指します。市場の注目が低いために過小評価されている企業や、一時的な業績低迷などの理由で株価が下がっている企業が含まれます。
バリュー株の多くは、安定したビジネスモデルを持つ老舗企業や、景気の影響を受けにくい業界に属していることが特徴です。
長期的な視点で見ると、割安なタイミングで購入することで、将来的に株価が適正水準に戻った際に利益を得ることができます。また、配当を出す企業も多く、配当収入を得ながら長期保有する戦略にも向いています。
一方で、バリュー株の中には、業績の回復が期待されてもなかなか成長しない「バリュートラップ」と呼ばれる銘柄も存在するため、慎重な銘柄選びが必要になります。
バリュー株の主な特徴
バリュー株には、主に以下のような特徴があります。
- 割安な株価
→企業の本来の価値(業績、資産、収益力)に対し、市場での株価が低く評価されている状態 - 安定した業績の企業が多い
→景気変動の影響を受けにくいディフェンシブな業界に属する企業が多い - 配当を出す企業が多い
→高配当を維持している企業が多い傾向 - 市場の注目が低く株価が上がりにくいこともある
→株価が割安でも、市場がその価値に気づくまでに時間がかかることもある
バリュー株は、一般的にPER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)といった指標が低い傾向にあります。これは市場で過小評価されていることを意味し、割安な水準で購入できる可能性があるため、長期的なリターンが期待できます。
安定した業績や高配当などポジティブな特徴も多いバリュー株ですが、市場の注目度が低く、株価の上昇スピードが遅くなりがちな点には注意が必要です。
大きな利益を生むためには、長期的な投資が必要であると認識しておきましょう。
グロース株との違い
バリュー株と対照的な存在として、成長を続ける企業の株である「グロース株」があります。バリュー株とグロース株の違いを整理すると、以下のようになります。
項目 | グロース株 | バリュー株 |
---|---|---|
成長性 | 高成長が期待される | すでに成熟し安定成長 |
配当 | 配当を出さず再投資する企業が大半 | 安定した配当を支払う企業もある |
株価の特徴 | 企業の将来性を評価されPERが高くなりやすい | 割安な水準で取引されることが多い |
リスク | 変動が大きく金利や景気の影響を受けやすい | 価格変動が比較的小さく安定しやすい |
主な業種 | IT、バイオテック、EV、フィンテックなど | 金融、エネルギー、生活必需品など |
バリュー株は成長が落ち着いた企業が多いものの、安定した業績や配当を重視する投資家にとって魅力的な選択肢になります。一方で、グロース株は将来的な成長の可能性が高いですが、その分リスクも高くなります。
どちらを選ぶかは、投資家のリスク許容度や投資スタイルによります。配当を受け取りながら安定した運用をしたいならバリュー株、将来的な大きなリターンを狙いたいならグロース株、といった考え方で選ぶとよいでしょう。
バリュー株に投資するメリット
バリュー株は、企業の価値に対して株価が低く評価されている銘柄であり、長期投資をするうえで魅力的な選択肢となります。主なメリットは以下のとおりです。
- 割安な価格で購入できる
- 配当を受け取れる企業が多い
- 市場の下落局面で比較的安定
とくに安定した業績を持つ企業が多いため、リスクを抑えながら資産を増やしたい投資家にとってメリットの多い投資対象になります。
割安な価格で購入できる
バリュー株の最大の魅力は、企業の本来の価値に対して株価が低く抑えられているため、割安な価格で購入できることです。
市場のセンチメントや一時的な要因によって過小評価されている企業を見つけることで、適正な価格に戻ったときに大きなリターンを得られる可能性があります。
たとえば以下のようなケースでは、企業の業績に大きな問題がないにもかかわらず、株価が低迷することがあります。
- 一時的な業績悪化や市場の不安要因によって売られすぎている
- 業界全体が低迷しているが、企業自体は財務的に健全である
- 投資家の注目がグロース株に集中し、バリュー株が放置されている
バリュー株投資では、こうした割安な状況を見極め、本来の企業価値に対して低く評価されている銘柄に投資することで、将来的に株価が回復した際に大きな利益を得ることができます。
配当を受け取れる企業が多い
バリュー株の多くは、安定した業績を持ち、長期間にわたって配当を出し続けている企業が多いという特徴があります。
これは、すでに成熟したビジネスモデルを持ち、新たな成長投資に資金を回すよりも、株主への還元を重視しているためです。
配当を受け取れることには、以下のようなメリットがあります。
- 株価が上昇しなくても、配当収入を得られる
- 長期投資をすることで、配当金の再投資による資産の増加が期待できる
- 景気が悪化しても、安定したインカムゲイン(配当収入)を確保できる
とくに、高配当のバリュー株を長期保有することで、複利効果を活かした資産形成が可能になります。たとえば米国の「配当貴族」と呼ばれる企業の多くは、バリュー株としての特性を持ち、長年にわたって増配を続けています。
ただし、すべてのバリュー株が高配当であるわけではなく、企業の業績や財務状況をしっかり確認することが重要です。
市場の下落局面で比較的安定
バリュー株は、景気後退や市場の暴落時に比較的安定しやすいという特徴があります。これは、グロース株と比べて株価の変動が小さく、投資家にとって安心感のある企業が多いためです。
具体的には、以下のような理由で市場が不安定なときに強みを発揮します。
- すでに低い株価水準で取引されているため、下落余地が小さい
- ディフェンシブ銘柄(生活必需品、医薬品、通信など)が多く、景気の影響を受けにくい
- 高配当株であることが多いため、下落時でもインカムゲインが確保できる
例えば、景気後退局面ではグロース株が急落することが多いですが、バリュー株は比較的値動きが穏やかで、長期的に安定したリターンを狙うことができるというメリットがあります。
そのため、ポートフォリオにバリュー株を組み入れることで、リスク分散の効果も期待できます。
バリュー株に投資するデメリット
バリュー株は、割安な価格で購入できる点や配当の魅力がある一方で、グロース株と比べると以下のようなデメリットがあります。
- 成長のスピードが遅い
- 割安のまま放置されるリスク
- 景気後退時に業績が低迷する可能性
成長スピードが遅いことや、長期間市場から放置されるリスクがあるため、投資をする際には慎重な銘柄選びが求められます。
成長のスピードが遅い
バリュー株は、すでに成熟した企業が多く、新規事業の展開や市場の拡大による急成長が期待しにくいという特徴があります。
グロース株のように短期間で株価が何倍にもなることは少なく、長期間にわたってゆっくりと成長する傾向にあります。
このため、短期間で大きな利益を狙う投資家にとっては、リターンが物足りないと感じることがあるかもしれません。とくにテクノロジーやAIなどの分野では、新しい企業が急成長している一方で、伝統的なバリュー株はゆるやかな成長にとどまることが多いです。
ただし、長期的な安定性を重視する投資家にとっては、着実に配当を受け取りながら資産を増やせるため、リスク管理の観点では魅力的な投資対象になり得ます。
割安のまま放置されるリスク
バリュー株は、市場で過小評価されている銘柄が多いため、適正な株価に戻るまでに時間がかかることがあります。さらに、一部の銘柄は市場から放置され続け、割安のまま低迷し続ける可能性も否めません。
たとえば以下のようなケースでは、投資をしてもなかなか株価が上昇しないことがあります。
- 業界全体が衰退傾向にあり、将来的な成長が期待しにくい
- 経営陣の戦略が保守的すぎて、企業の成長を促す動きがない
- 投資家の注目がグロース株に向いており、バリュー株に資金が流れにくい
このような状態が続くと、いくら割安で購入しても、企業価値が見直されずに株価が停滞してしまうという「バリュートラップ」に陥ることがあります。
そのため、単に割安だからという理由で投資するのではなく、業績回復の可能性や市場環境の変化を見極めることが重要になります。
景気後退時に業績が低迷する可能性
バリュー株の中には、景気の影響を大きく受ける企業も多く、景気後退時には業績が悪化するリスクがあります。
とくに金融、エネルギー、製造業などの景気敏感株は、景気が悪くなると売上が減少し、企業の収益が圧迫されることがあります。
たとえばリーマンショックやコロナショックのような大きな経済危機の際には、多くのバリュー株が大きく下落しました。さらに、景気が回復しても業績の回復が遅れるケースもあり、株価が戻るまでに時間がかかることがあります。
一方で、生活必需品や医薬品、通信などのディフェンシブ銘柄は、景気後退時でも比較的安定していることが多いため、こうした業種をポートフォリオに組み込むことでリスクを分散することができます。
バリュー株の代表的な指標
バリュー株は、企業の本来の価値に対して株価が割安であることが特徴ですが、それを判断するためにはいくつかの重要な指標があります。
とくに、PER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)、配当利回りは、バリュー株を選ぶ際の基本的な指標として広く活用されています。各指標の詳細について解説します。
PER(株価収益率)
PER(Price Earnings Ratio)は、株価が企業の利益に対してどれくらいの倍率で評価されているかを示す指標です。計算式は以下の通りです。
一般的に、PERが低いほど割安とされ、バリュー株の判断材料として重要視されます。
たとえば同じ業界の平均PERが15倍なのに対し、ある企業のPERが10倍であれば、その企業は市場で割安に評価されている可能性があります。
しかし、PERが低いからといって必ずしも良い投資対象とは限りません。以下の点に注意が必要です。
- 業績が低迷している場合もPERは低くなる
- 業界ごとに適正なPERは異なる
企業の利益が減少していると、PERが低くなります。ただし、これは割安ではなく、成長性の低下を示している可能性もあるため、企業の業績や将来性の分析が必要です。
また成長産業ではPERが高めになることが多く、逆に成熟産業では低めになる傾向があります。そのため、PERで割安かどうかを見極めるためには、同じ業界内で比較することが重要です。
PBR(株価純資産倍率)
PBR(Price Book-Value Ratio)は、企業の純資産(株主資本)に対して、株価がどの程度の倍率で評価されているかを示す指標です。計算式は以下のとおりです。
一般的に、PBRが1倍未満の企業は、市場価値が純資産よりも低く評価されており、割安と考えられます。たとえばPBRが0.8倍の企業は、「企業の純資産よりも株価が低く放置されている」状態と見ることができます。
しかし、PBRも単純に低ければ良いというわけではありません。以下の点を考慮することが大切です。
- 資産の質を確認することが重要
- 成長企業ではPBRが高くなる傾向がある
企業の純資産が多くても、不動産などの流動性の低い資産が大半を占めている場合、PBRが低くても必ずしも割安とはいえません。
企業の将来の成長期待が高いと、PBRは高めになります。逆に、PBRが低すぎる場合は「市場から期待されていない企業」である可能性もあるため、慎重に判断する必要があります。
配当利回り
配当利回りは、企業が株主に支払う配当金が株価に対してどれくらいの割合を占めるかを示す指標です。計算式は以下のとおりです。
一般的に、配当利回りが高いバリュー株は、長期投資に向いているとされています。安定して配当を出し続けている企業は、株価が低迷してもインカムゲイン(配当収入)を確保できるため、資産運用の安定性が増します。
しかし、配当利回りを見る際には、以下の点に注意が必要です。
- 配当利回りが極端に高い場合は要注意
- 安定して増配している企業を選ぶ
- 配当性向をチェックする
バリュー株の中には、安定した増配を続ける企業も多く、とくに配当貴族(25年以上連続で増配している企業)などは長期投資に適しています。
しかし、配当利回りが極端に高い場合、企業の業績が悪化し、株価が下落しているだけの可能性があります。
また、配当性向(企業の利益のうち配当に回している割合)が極端に高い企業は、無理に配当を出している可能性があるため、注意が必要です。
バリュー株に投資する際のポイント・選び方
バリュー株を選ぶ際には、単に株価が割安な銘柄を選ぶだけではなく、企業の財務状況や配当の安定性、業界の将来性 なども考慮することが重要です。
割安だからといって無条件に投資すると、成長しないまま市場から放置されてしまう「バリュートラップ」に陥るリスクがあるため、慎重に投資対象を判断しましょう。
財務健全性
バリュー株は成熟した企業が多いため、安定した財務基盤を持っていることが望ましいです。
とくに以下のポイントをチェックすることで、企業の財務が健全かどうかを判断できます。
- 自己資本比率が高いか(企業の資産に占める自己資本の割合)
→ 自己資本比率が高い企業ほど、借入に頼らず安定した経営ができる - 負債比率が適正か(借入金の割合が過剰でないか)
→ 過剰な借入がある企業は、金利上昇時に財務負担が大きくなる可能性がある - キャッシュフローが安定しているか(営業キャッシュフローがプラスか)
→ 営業キャッシュフローが安定している企業は、景気の変動にも強い
景気が悪化すると財務状況の脆弱な企業は影響を受けやすいため、安定したバリュー株を選ぶなら、財務の健全性を重視することが重要です。
配当実績
バリュー株の魅力の一つは、安定した配当を受け取れることです。
ただし、配当利回りだけを見て投資するのではなく、過去の配当実績や今後の増配の可能性 もチェックする必要があります。
- 過去5年~10年の配当推移を確認
→ 増配を続けている企業は、株主還元に積極的で財務的にも安定している可能性が高い - 配当性向が高すぎないか(配当性向=利益に対する配当の割合)
→ 配当性向が高すぎる企業、無理に配当を維持している可能性があり、減配リスクがある - 減配の実績がないか
→ 過去に減配した企業は、業績の悪化時に再び減配する可能性があるため要注意 - 連続増配銘柄は長期投資向き
→ 「配当貴族」や「連続増配銘柄」など、長年にわたって増配を続けている企業は、安定したバリュー株として魅力的
単に配当利回りが高いだけでなく、企業がどのように配当を維持・成長させてきたのかを分析することが大切です。
業界の安定性
バリュー株は、景気に左右されにくい安定した業界に属する企業が多いのも特徴です。
業界の特性を考慮することで、長期的に安定した投資が可能になります。
- 景気に左右されにくいディフェンシブ業界(生活必需品、医薬品、通信など)
→ 景気の影響を受けにくく、長期的に安定した収益を確保できる - 公共性の高い事業を行っている企業(電力、ガス、インフラ関連など)
→ 安定した需要があり、収益が大きく変動しにくい - 金融・エネルギー業界は景気の影響を受けやすいが、高配当企業が多い
→ 長期的に見ると魅力的だが、景気後退時には株価が下落しやすい
業界ごとの特性を理解し、自分の投資スタイルに合ったバリュー株を選ぶことが大切です。
バリュー株に投資する際のおすすめ証券会社3選
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それぞれの証券会社の特徴やおすすめポイントなどについて、詳しく解説します。
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まとめ:バリュー株は安定した成長と配当を重視する長期投資向けの銘柄
バリュー株は、企業の価値に対して株価が割安な状態にある銘柄で、長期的な視点で投資をすることで安定したリターンが期待できます。
また、バリュー株の多くは配当を重視しており、安定したインカムゲイン(配当収入)を得ながら資産を増やす ことができる点も魅力です。市場の下落局面でも比較的値動きが穏やかで、景気変動の影響を受けにくいディフェンシブ銘柄が多いことも、バリュー株の強みと言えるでしょう。
一方で、成長のスピードが遅いことや、割安なまま放置されるリスク、景気後退時に業績が低迷する可能性など、いくつかのデメリットもあります。そのため、投資をする際には、財務の健全性や配当の継続性、業界の安定性などをしっかりと分析することが重要です。
バリュー株は、短期的な値上がりを狙うのではなく、長期的に安定したリターンを得るための投資スタイルです。市場の変動に惑わされず、企業の本来の価値を見極めながら、慎重に投資判断を行うことで、着実に資産を増やしていくことができるでしょう。
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