イクイノックスが電撃引退した理由は?社台スタリオンで種牡馬入り

2023/11/30:シルクホースクラブから引退が発表されました。

有馬記念やドバイシーマクラシックを優勝し、レーティング世界1位に輝いたイクイノックス。

2023年11月30日、ジャパンカップが終わった翌週に引退が報じられました。引退後は社台スタリオンで種牡馬入りする予定です。

イクイノックスの引退理由や引退後の予定、産駒の予想などについてまとめていきます。

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目次

イクイノックスの引退理由

イクイノックスの引退理由は主に次の2つと考えられます。

  • 元々ジャパンカップで引退の予定だった
  • 種牡馬としての期待値が高い

元々ジャパンカップで引退の予定だった

競馬評論家・合田直弘さんの海外インタビューによると、イクイノックスは元々ジャパンカップを最後に引退する予定だったそうです。

また、来年春のドバイシーマクラシックに参戦する可能性も低いと言われており、ジャパンカップがラストランになる線が濃厚でした。

イクイノックスは天皇賞(秋)もジャパンカップも見事に制し思い残すこともなくなったため、予定通りジャパンカップで引退の運びとなったのではないでしょうか。

種牡馬としての期待値が高い

イクイノックスは父キタサンブラック、母父キングヘイローという超良血統です。

またG1を6連勝するという快挙も成し遂げており、種牡馬としての期待値は歴代トップクラスなのではないでしょうか。

スクロールできます
レース名着順距離タイム競馬場
皐月賞(G1)2着芝20001:59.8中山
東京優駿(G1)2着芝24002:21.9中山
天皇賞・秋(G1)1着芝20001:57.5東京
有馬記念(G1)1着芝25002:32.4東京
ドバイシーマC(G1)1着芝24102:25.6メイダン
宝塚記念(G1)1着芝22002:11.2阪神
天皇賞・秋(G1)1着芝20001:55.2東京
ジャパンカップ(G1)1着芝24002:21.8東京

無理に有馬記念に出走して万が一の事態が起きるよりは、大事を取って引退させて種牡馬入りした方が良いと考えられます。

イクイノックスの引退後の予定は種牡馬

イクイノックスは引退後、社台スタリオンにて種牡馬入りすることが決まっています。まだ引退が発表されたばかりなので、初年度の種付け料などは未定です。

イクイノックスが種牡馬入りしたときの売却額は?

イクイノックスが種牡馬入りするときは、一体いくらの売却額になるのでしょうか。

父キタサンブラックが総額13億5,000万円でシンジケートが組まれたことを考えると、さらに高騰化しそうな感じはします。

クラブ馬の種牡馬売却額で例を挙げると、ロードカナロアが約19億、サートゥルナーリアが約16億円、エピファネイアが約6億5,000万円となっています。

イクイノックスはレーティング世界1位に輝いた馬なので、20億円ほどで売却される可能性も全然あるのではないかと考えられます。

イクイノックスの産駒はどうなる?

イクイノックスは種牡馬入りする予定なので、いつかイクイノックス産駒が誕生するときが来ます。イクイノックス産駒がどうなるのかを解説します。

イクイノックスの初年度産駒はいつ生まれる?

2024年に種付けを行った場合、イクイノックスの初年度産駒は2025年1月~5月頃に生まれると予測できます。

競走馬になるのは2歳からなので、2025年産駒のデビューは2027年~2028年頃になるでしょう。

イクイノックス産駒はクラブで募集される?

イクイノックスはシルクホースクラブの馬なので、シルクでは確実に募集されるでしょう。

他にはサンデーレーシング・社台レーシング・G1レーシング、キャロットクラブなど、ノーザン&社台系列のクラブでは募集される可能性が非常に高いです。

恐らく庭先やセレクトセールでも取引されるはずなので、他のクラブも話題のイクイノックス産駒を募集するかもしれません。

一口馬主クラブでは基本的に1歳で募集されるため、初年度産駒の募集は2026年になると思われます。

イクイノックスの引退まとめ

イクイノックスは2023年のジャパンカップをもって引退し、社台スタリオンで種牡馬入りすることが発表されました。

2024年に種付けが行われた場合、2025年に初年度産駒が誕生、2027年~2028年頃のデビューとなります。

一口馬主クラブでもイクイノックス産駒が募集される可能性は高いため、楽しみに待ちましょう。

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