米国株の買い方は?初心者向けに口座開設から取引の流れを解説

くらげこ

米国株に投資したいけど、買い方がわからない…

米国株は少額から購入でき、長期的な資産形成を目指すのに適しているため、初心者の方にもおすすめの投資先です。

本記事では、初心者向けに米国株の買い方をわかりやすく解説していきます

口座開設の方法から実際の取引の流れ、注意点までステップごとに詳しく説明するので、初めての人でも安心して米国株投資を始められるでしょう。

これから米国株投資を始めようと考えている人や、投資の第一歩を踏み出したい人は、ぜひ参考にしてください。

今すぐ米国株に投資したい人におすすめ!

マネックス証券の概要
マネックス証券
会社名マネックス証券
取扱商品投資信託・国内株・米国株・ETF・債券・FXなど
NISA対応
iDeCo対応
取引ツールパソコン用ツール・スマホアプリなど
特徴銘柄スカウターでデータ分析が可能
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目次

米国株に投資する前に準備しておくこと

米国株に投資する前に、以下の準備を整えておくことで、スムーズに取引を始められます。

  • 米国株を買う証券会社を選ぶ
  • 米国株の購入資金を用意する
  • 投資する銘柄を選ぶ基準を決める

初心者でも安心して米国株投資を始めるために、事前に準備しておくべきポイントを詳しく解説していきます。

米国株を買う証券会社を選ぶ

米国株を購入するためには、米国株の取扱いがある証券会社の口座を開設する必要があります。

証券会社によって、取引手数料、取扱銘柄数、取引ツールの使いやすさが異なるため、慎重に選ぶことが大切です。

まず、米国株の取引手数料が安い証券会社を選ぶことで、コストを抑えながら投資を始められます。

取扱銘柄の多さも重要なポイントです。米国株には豊富な銘柄があり、自分の投資目的に合った銘柄を見つけるためには、幅広い選択肢がある証券会社を選ぶのが有利です。

さらに、初心者でも使いやすい取引ツールが揃っている証券会社を選ぶことで、スムーズに取引を進められます。

スマホアプリの操作性が良い証券会社は、外出先でも手軽に取引ができるため、忙しい人にとって便利です。

おすすめの証券会社については「米国株に投資できるおすすめの証券会社3選」の項目で詳しく紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

米国株の購入資金を用意する

米国株を購入するためには、取引に必要な資金を用意する必要があります。

米国株は米ドルで取引されるため、日本円を米ドルに換える必要がある点に注意が必要です。

資金の準備方法としては、主に以下の3つがあります。

  • 円貨決済
    →日本円で購入し、証券会社が自動的に米ドルに換算する方法
  • 外貨決済
    →事前に日本円を米ドルに換えておき、その米ドルで米国株を購入する方法
  • 外貨積立
    →毎月一定額の外貨を積み立てることで、為替リスクを分散する方法

初心者の方には手軽な円貨決済がおすすめですが、証券会社によっては為替手数料が発生します。

手数料を抑えたい場合は、外貨決済を利用するか、外貨積立で米ドルをコツコツと積み立てる方法がおすすめです。

為替は常に変動しており、米国株を購入する際には為替リスクが付いて回りますが、外貨積立ならドルコスト平均法によってリスクが分散されます。

購入資金を事前に用意しておくことで、米国株の購入タイミングを逃さずに投資を始められるでしょう。

投資する銘柄を選ぶ基準を決める

米国株には多くの銘柄があるため、投資する銘柄を選ぶ基準を事前に決めておくことが大切です。

一例として、以下の4つのタイプを基準に選ぶと、投資目的に合わせやすくなります。

  • ディフェンシブ銘柄
    →景気に左右されにくく、安定した成長が期待できる銘柄。日用品や医薬品などの必需品を扱う企業が多い。
  • 高配当銘柄
    →定期的に配当金を受け取れる銘柄。インカムゲインを目的とした長期保有に向いている。
  • グロース銘柄
    →成長性が高く、株価の上昇によって大きな利益を狙える銘柄。今後の市場拡大が期待される分野が多い。
  • マグニフィセント・セブン
    →AmazonやAppleなど米国経済を牽引している7つの大企業。米国経済の成長に合わせた資産形成に向いている。

米国株の選び方やおすすめの銘柄については、以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。

米国株の買い方と取引の流れ

米国株は、ネット証券を利用すればスマホから簡単に購入できます。

  • 証券会社で口座を開設する
  • 米国株の購入資金を入金する
  • 投資する米国株を選ぶ
  • 米国株を注文する
  • 取引時間内に注文が約定する

米国株の買い方から取引の流れまで、1つずつわかりやすく解説します。

1. 証券会社で口座を開設する

米国株を購入するためには、米国株を取り扱っている証券会社の口座を開設する必要があります。

ネット証券であれば、店舗に足を運ぶ必要がなくスマホですべての手続きが完了するため、初心者の方にもおすすめです。

口座開設の際には、本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証)が必要になるため、あらかじめ準備しておきましょう。

証券会社での口座開設が完了したら、次のステップに進みます。

2. 米国株の購入資金を入金する

口座を開設したら、米国株を購入するための資金を証券口座に入金します。

米ドルを保有していない場合は通常の日本円入金米ドルを保有している場合は外貨入金をしましょう。

入金後は、購入する銘柄と金額を確認して、米国株を購入する準備を整えておいてください。

3. 投資する米国株を選ぶ

米国株は豊富な銘柄があるため、事前に投資する銘柄を選ぶ必要があります

米国株の選び方はさまざまですが、初心者の方の場合は自分の投資目的に合わせて、以下の4つのタイプから選ぶのがおすすめです。

  • ディフェンシブ銘柄
    →景気に左右されにくく、安定した成長が期待できる銘柄
  • 高配当銘柄
    →定期的に配当金を受け取れる銘柄
  • グロース銘柄
    →成長性が高く、株価の上昇によって大きな利益を狙える銘柄
  • マグニフィセント・セブン
    →米国経済を牽引している大型テクノロジー企業

なお、ニッチなグロース銘柄は証券会社によっては取り扱っていないケースもあるので、目当ての銘柄が購入できるかどうか事前に確認することも大切です。

投資する銘柄が決まったら、いよいよ注文に進んでいきましょう。

4. 米国株を注文する

投資する銘柄を決めたら、実際に米国株を注文します。

注文方法には、主に以下の3つがあります。

  • 成行注文
    →現在の市場価格で注文を出し、すぐに取引を成立させる方法
  • 指値注文
    →自分で設定した価格で注文を出し、その価格になった時点で取引が成立する方法。
  • 逆指値注文
    →株価が指定した価格以上になった場合に、自動的に注文を出す方法。

初心者にはシンプルな成行注文がおすすめですが、リスクを抑えたい場合は指値注文を活用すると良いでしょう。

ぺん子

逆指値注文は売りで使われることが多いので、買いの段階では「こういう注文方法もあるんだな」と認識しておく程度で問題ありません!

5. 取引時間内に注文が約定する

米国株は、取引時間内に注文が約定(取引成立)します。

米国株の取引時間は、日本時間の23時30分~翌6時(夏時間は22時30分~翌5時)です。

また、証券会社によってはプレマーケットとアフターマーケットで時間外取引も可能なため、忙しい人でも柔軟に売買を行えます。

注文が約定したら、購入した米国株は証券口座に反映されます。取引後は購入価格や保有銘柄の確認、配当金の受け取り方法などを確認しておきましょう。

米国株に投資できるおすすめの証券会社3選

米国株はさまざまな証券会社で取り扱っていますが、なかでもおすすめの証券会社は以下の3社です。

  • マネックス証券
  • moomoo証券
  • 楽天証券

各証券会社の特徴やおすすめポイントについて、詳しく解説します。

マネックス証券|高機能な取引ツールを提供

マネックス証券の概要
マネックス証券
会社名マネックス証券
取扱商品投資信託・国内株・米国株・ETF・債券・FXなど
NISA対応
iDeCo対応
取引ツールパソコン用ツール・スマホアプリなど
特徴銘柄スカウターでデータ分析が可能
スマホアプリで簡単操作

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口座開設&NISA口座開設などの条件達成で最大2,000ptのdポイントプレゼント

マネックス証券は、米国株投資に特化した低コストな手数料と、投資家をサポートする高機能なツールが揃った証券会社です。

豊富な取扱銘柄と便利な取引サービスで、初心者から上級者まで幅広い層に支持されています。

マネックス証券の特徴
  • 米国株の取引手数料・為替手数料のコストが安い
  • 取扱銘柄が約4,500銘柄以上
  • 高機能分析ツール「銘柄スカウター」
  • 円貨決済とドル預かりに対応
  • プレ・アフターマーケット取引が可能

マネックス証券は、取引手数料の安さと銘柄スカウターの便利さを両立しており、利用者からも支持を集めています。

取扱銘柄が多いため、投資対象を広く選べるだけでなく、無料で利用できる分析ツールによって初心者でも安心して投資の判断が可能です

また、プレ・アフターマーケット取引に対応しており、忙しい人でも柔軟に売買を行えます。

手数料を抑えて効率的に米国株を運用したい方や、分析ツールでしっかり銘柄選びをしたい方は、ぜひマネックス証券を検討してみてください。

moomoo証券|低コスト&豊富な銘柄数

moomoo証券の概要
moomoo証券【WEB】
会社名moomoo証券
取扱商品投資信託・国内株・米国株・ETF・債券・FXなど
NISA
iDeCo×
取引ツールパソコン用ツール・スマホアプリなど
特徴米国株投資の手数料が安い
チャート分析・リアルタイムニュースが充実

<2025年3月キャンペーン情報>
口座開設で米国株手数料2ヶ月無料&1万円以上入金で人気株ガチャ券プレゼント

moomoo証券は、コストパフォーマンスに優れた手数料体系や高度な分析ツールが評価されているネット証券です。

とくに米国株投資に強みを持ち、初心者からアクティブトレーダーまで幅広い層に支持されています。

マネックス証券の特徴
  • 取引手数料が業界最安水準&条件付きで無料
  • 高機能な取引アプリ「moomoo」を提供
  • 7,000銘柄以上の米国株を取り扱い
  • プレ・アフターマーケット取引対応
  • 新規口座開設キャンペーンが魅力的

moomoo証券は、取引手数料の安さと使いやすいアプリが魅力です。

高機能なツールを使えば初心者の方でも銘柄分析を簡単に行うことができ、上級者の方にはプロ仕様のチャートが強力なサポートになります

また、プレ・アフターマーケット取引に対応しているため、時間を気にせず投資を進められるのも大きなメリットです。

初めて米国株投資を始める方や、手数料を抑えてアクティブに取引したい方は、ぜひmoomoo証券を検討してみてください。

楽天証券|楽天ポイントで米国株への投資ができる!

楽天証券の概要
会社名楽天証券
取扱商品投資信託・国内株・米国株・ETF・債券・FXなど
NISA対応
iDeCo対応
取引ツールパソコン用ツール・スマホアプリなど
特徴楽天ポイントが投資に使える
楽天カードのクレカ積立でポイント還元

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NISA口座開設&クイズ正解で2,000円相当の株ギフトをプレゼント

楽天証券は、楽天ポイントを利用した米国株投資が可能で、低コストな手数料と充実した情報ツールを備えた証券会社です。

楽天経済圏を活用して貯まったポイントで米国株を購入できるため、初心者から上級者まで幅広い層に支持されています。

楽天証券の特徴
  • 楽天ポイントで米国株が購入可能
  • 合計30,000ポイントを米国株に投資するとSPUで+0.5倍
  • NISA口座なら米国株の取引手数料が無料
  • 豊富な取扱銘柄で選択肢が幅広い
  • 高機能な取引ツールやアプリが充実

ほかの証券会社は米国株がポイント投資の対象外であることが多いのですが、楽天証券なら楽天ポイントで米国株に投資できます

合計30,000ポイントを米国株に投資すれば、SPUでポイント還元率が+0.5倍になるため、普段の買い物でもお得にポイント還元を受けられます。

また、NISA口座では米国株の取引手数料が無料なので、コストパフォーマンスにも優れている点が魅力的です。

楽天ポイントを使ってお得に米国株投資を始めたい方は、ぜひ楽天証券を利用してみてください。

米国株に投資する際の注意点

米国株は成長性が高く、豊富な銘柄から選べる魅力的な投資先ですが、日本株とは異なる点がいくつかあります。

とくに、取引時間や為替リスク、配当金の二重課税に注意しておくことが大切です。

ここでは、米国株に投資する際の注意点について詳しく紹介していきます。

日本株とは取引時間が異なる

米国株は、日本株とは取引時間が大きく異なる ため、慣れるまでは注意が必要です。

日本市場9:00~11:30、12:30分~15:30
米国市場【標準時間】
23:30~翌6:00
【サマータイム】
22:30~翌5:00

米国市場のサマータイムは「3月第2日曜日~11月第1日曜日」までとなっています。

なお、米国株はプレマーケットとアフターマーケットでも取引可能です。

プレマーケット【標準時間】
20:00~23:30
【サマータイム】
19:00~22:30
アフターマーケット【標準時間】
翌6:00~10:30
【サマータイム】
翌5:00~9:00

また、祝日も日本と米国で異なるため、取引できない日がある点にも注意が必要です。

ぺん子

深夜の取引が難しい場合、指値注文を活用して事前に注文をいれておく方法がおすすめです!

為替リスクや為替手数料がある

米国株は米ドルで取引されるため、為替リスクや為替手数料に注意が必要です。

為替リスクとは、円高・円安の影響で投資の成果が変動することを指します。

円高になると米ドルの価値が下がるため、株価が上がっていても為替差損が発生することがあります。反対に、円安になると株価が変わらなくても為替差益を得られる場合があります。

そのため、株価の値動きだけでなく、円ドル相場の動きにも注意しておくことが大切です。

また、米国株を円貨決済で購入する際には、為替手数料がかかる場合があります。為替手数料の有無や金額は証券会社んいよって異なるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

配当金が二重課税になる

米国株の配当金は、米国と日本の両方で課税されるため、二重課税になります。

米国では配当金に対して10%の源泉徴収が行われ、日本では米国株の配当金に対して20.315%の所得税と住民税がかかります。

その結果、米国で10%、日本で20.315%の税金がかかり、合計で30.315%の税負担となります。

二重課税の対策として、確定申告の際に外国税額控除を利用することで、米国で支払った税金を日本で控除できます

なお、NISA口座を利用すれば国内の税金は非課税になりますが、米国の源泉徴収は対象外のため、完全な非課税にはなりません。

ぺん子

NISA口座では外国税額控除の適用もできないので、注意しておきましょう!

米国株の買い方に関するよくある質問

米国株は少額からでも買えますか?

米国株は、1株から購入できるため、少額から投資を始められます。たとえば株価が50ドルの銘柄なら、1株だけ購入する場合、日本円で1万円未満からスタートできます。

なお、証券会社によっては1株未満(端株)の購入にも対応しており、さらに少額からスタートすることも可能です。

円貨決済と外貨決済のどちらを選べば良いですか?

初心者には手軽な円貨決済がおすすめですが、手数料を抑えたい場合は外貨決済を利用すると良いでしょう。

円貨決済は、日本円で米国株を購入する方法です。為替手数料がかかりますが、手続きがシンプルで初心者にはわかりやすいのがメリットです。

外貨決済は、あらかじめ日本円を米ドルに換えておき、その米ドルで米国株を購入する方法です。為替手数料を抑えられるメリットがあり、外貨積立を活用して少額から積立も可能です。

米国株の情報はどこで確認できますか?

米国株の情報は、日本のニュースサイトにはあまり掲載されないため、専門の情報サイトを活用するのが効果的です。

  • Yahoo!ファイナンス
    →米国株の株価、業績、ニュース、アナリストの予想など、あらゆる情報が揃っている総合サイト
  • Investing.com
    →リアルタイムの株価やチャート分析が可能な情報サイト
  • TradingView
    →高機能なチャート分析ツールが特徴で、テクニカル分析を行いたい人に最適

また、証券会社のツールも充実しています。

たとえばマネックス証券の銘柄スカウターmoomoo証券の高機能チャートなど、証券会社が提供するツールは日本語対応で使いやすいのが特徴です。

まとめ:買い方を把握して米国株投資を始めてみよう!

米国株は、スマホから証券口座を開設して入金するだけで、アプリなどから簡単に購入できます

日本株とは異なる点がいくつかありますが、事前に取引時間や為替リスク、二重課税の仕組みを理解しておくことで、思わぬ損失を防げるでしょう。

米国株は、成長性の高い市場であり、長期的な資産形成に向いています。ぜひ、買い方をしっかりと把握して、米国株投資をスタートさせてみてください。

※本記事に掲載している情報は当サイトの見解です。最終的な投資判断は自己責任でお願いいたします。

※本記事に記載している内容は更新日時点での情報です。
※実際のサービス内容は公式サイトをご確認して頂くようお願いします。

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