キャロットクラブの評判は?入会方法や会費も紹介|一口馬主クラブ評価

キャロットクラブは、ノーザンファームと提携して運営している一口馬主クラブです。1頭の口数は400口なので、気軽に一口馬主を楽しみたい方からも人気を集めています。

今回はキャロットクラブの評価や入会方法、会費などをまとめて紹介するので、入会を検討している方はぜひ参考にしてください。

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目次

キャロットクラブの評価

総合評価:

募集馬の質
所属馬の成績
費用面
出資しやすさ
サービス充実度

キャロットクラブを評価したポイントは次のとおりです。

生産牧場ノーザンファーム
白老ファームなど
重賞馬リスグラシュー / レオデオロ / エフフォーリア / タスティエーラなど
募集総額1,800万円~8,000万円
一口価格
(400口募集)
4万5,000円~20万円
入会費・月会費入会費:22,000円
月会費:3,300円
入会方法・新規会員は2次募集から申し込み可能
・抽選を突破できた場合のみ入会
出資難易度・新規会員の出資難易度は非常に高い
・既存会員も人気馬は抽選になる
実績制度なし
サービス祝賀会・優勝賞品・パーティーなど

キャロットクラブはノーザンファームや白老ファームの生産馬を中心に、優良な血統の馬を毎年多数ラインナップしていることが大きな特徴です。

過去に重賞馬を多数輩出しており、さらに勝ち上がり率も安定していることから人気が高く、新規会員が入会しづらいところが難点となっています。

キャロットクラブの魅力

  • 重賞馬に出資できる可能性がある
  • 勝ち上げ利率が毎年安定している
  • 母馬優先や最優先制度がある

キャロットクラブは過去にG1馬を多数輩出しており、毎年のようにクラシック戦線にも出走しています。

もちろん重賞馬に絶対出資できるわけではありませんが、他のクラブと比べて重賞馬に出資できる可能性は高いでしょう。また勝ち上がり率が45%~50%と、毎年安定しているのも魅力的なポイント。

キャロットクラブは抽選が厳しいことで知られていますが、母馬優先や最優先希望枠の制度を上手く活用すれば、欲しい馬に出資するチャンスが広がります。

キャロットクラブの懸念点

  • 入会するためのハードルが非常に高い
  • 希望する馬に出資できない可能性がある

キャロットクラブは基本的に既存会員の1次募集・1.5次募集が行われ、残った馬で新規会員を対象とした2次募集を行うという流れになります。

2次募集に残る馬は毎年5頭~10頭程度なので、抽選の倍率が高くなりやすく、入会するためのハードルが非常に高いという現状です。

キャロットクラブの入会時期が近付いてくると、SNSでは「キャロット入会チャレンジ」が盛り上がりを見せていますね。

また、抽選を突破して会員になれたとしても、抽選対象の馬が非常に多く、希望する馬に絶対出資できるとは限らない点に注意が必要です。

キャロットクラブの評判

キャロットクラブの評判をSNSで調べてみました。

〇良い評判
  • 母馬優先制度があるのが嬉しい
  • 募集馬の牝系が強い
  • 実績制じゃないので抽選が平等
×悪い評判
  • 毎年入会チャレンジしているのに抽選に通らない
  • 票読みが難しい

キャロットクラブは母馬優先の「アワーブラッド制度」が人気を集めているようです。

詳しくは後述しますが、自分が出資していた牝馬が繁殖に入り、その産駒がキャロットクラブで募集された際、優先して出資できるという制度ですね。

ほかにも募集馬の血統を評価する声や、平等な抽選制度を評価する声が上がっていました。

一方、キャロットクラブの悪い評判は、そのほとんどが「抽選の倍率が高い」という点でした

新規入会しづらいだけでなく、入会してからも抽選の壁が毎年のように立ちはだかる点には留意しておきましょう。

キャロットクラブの概要

キャロットクラブ概要
入会費22,000円
月会費3,300円
募集開始時期9月頃
募集頭数約90頭
口数400口
一口価格約45,000円~200,000円
活躍馬リスグラシュー / レイデオロ / エフフォーリア
エピファネイア / ナミュール / タスティエーラ
分割対応
クラブタイプ牧場系

キャロットクラブはノーザンファームや白老ファームの生産馬を中心に取り扱っている、老舗の一口馬主クラブです。

毎年のように重賞馬を輩出しているだけでなく、6月頃には親睦パーティーも開かれるなど、クラブのサービスも充実しています。

キャロットクラブの特徴

キャロットクラブには主に次のような特徴があります。

  • アワーブラッド制度で長く楽しめる
  • 所属馬の成績はトップクラス!重賞馬も多数輩出
  • 会員向けのサービスが充実

それぞれ詳しく解説します。

アワーブラッド制度で長く楽しめる

キャロットクラブには「アワーブラッド」と呼ばれる母馬優先制度があり、1つのクラブで長く楽しめるようになっていことが大きな特徴です。

アワーブラッドは、キャロットクラブで出資していた牝馬の産駒に優先して出資できる権利のことをいいます。

2024年度の募集は、ブリーダーズカップを優勝したマルシュロレーヌの初仔がキャロットクラブで募集されていたようです!

すべての牝馬の産駒がキャロットクラブで募集されるわけではありませんが、思い入れのある出資馬の産駒を優先して取れるのは嬉しい制度ですね。

募集予定の産駒については、キャロットクラブ公式サイトの「Our Blood ~とびだせ とねっ仔~」で確認できます。

所属馬の成績はトップクラス!重賞馬も多数輩出

キャロットクラブといえば「重賞馬がたくさん出ている」「毎年のようにクラシックでキャロットの馬を見かける」という方も多いのではないでしょうか。

実際、キャロットクラブからは多数の重賞馬が出ており、所属馬の成績は一口馬主クラブのなかでもトップクラスとなっています。

エピファネイアやレイデオロ、サートゥルナーリア、エフフォーリアなど、種牡馬入りした馬も多数います。

重賞やG1制覇を夢見る方にとっては、ぴったりのクラブといえますね。

会員向けのサービスが充実

キャロットクラブは会員向けのサービスも充実しており、会員さんの満足度も全体的に高めです。

たとえば毎年6月頃に開催される親睦パーティーは、有名ジョッキーや調教師、競馬関係者などが参加するという豪華な内容になっています。

ほかにも募集馬見学ツアーやG1優勝記念祝賀会なども開催されており、楽しみ方が広がります。

キャロットクラブのサービス内容については「キャロットクラブのクラブサービス」の見出しでも解説しているので、あわせてチェックしてみてください。

キャロットクラブの入会方法・募集時期

キャロットクラブに入会するためには、1頭以上の馬に出資する必要があります。ここではキャロットクラブの入会方法と募集時期について詳しく解説します。

入会方法

キャロットクラブに入会するためには、毎年9月中旬頃に実施される2次募集に応募する必要があります。1次募集と1.5次募集は会員限定のため、新規の方は応募できません。

具体的な入会手順は次のとおりです。

キャロットクラブの入会手順
  1. キャロットクラブの公式サイトで「新規会員入会申込登録」を行う
  2. 本人確認書類をアップロードする
  3. 2次募集で希望の馬に応募する
  4. 抽選が通れば入会が決定する
  5. 期日までに入会金および出資金を支払う

キャロットクラブは2次募集で全頭満口になってしまうので、基本的に通常募集がありません。入会のチャンスは1年に1回の募集タイミングのみであるため、見逃さないようにしましょう。

募集時期

2024年度のキャロットクラブの募集スケジュールは次のとおりです。

時期内容
8月8日募集馬リスト発表
8月20日募集馬カタログ公開
9月1日~9月6日1次募集期間
(既存会員のみ)
9月13日1次募集の結果発表
9月16日~9月17日1.5次募集期間
(既存会員のみ)
9月18日1.5次募集の結果発表
9月23日~9月25日2次募集期間
(新規・既存問わず)
9月27日2次募集の結果発表

2次募集の終了後、10月1日から通常募集が行われる予定でしたが、全頭満口のため実施されませんでした。

新規で入会するためには、新規会員も参入できる2次募集での申し込みが必須となっています。来年以降に出資する際は、9月頃に2次募集が行われることを覚えておきましょう!

キャロットクラブの入会費・月会費

キャロットクラブの入会費・月会費は次のとおりです。

項目金額
入会費22,000円
月会費3,300円
※料金は全て税込表記です。

入会費・月会費ともに平均的な料金となっています。

参照元:よくあるお問い合わせ|キャロットクラブ

キャロットクラブのクラブサービス

キャロットクラブで提供されているクラブサービスは次のとおりです。

  • 公式サイトでの近況報告・写真・動画の配信
  • 公式アプリでの情報提供
  • 月間で会報誌「エクリプス」を発行
  • 優勝時にゴール前&口取り写真を出資者全員にプレゼント
  • G1等優勝時に記念品を作成
  • GI優勝馬の引退時に記念品を作成
  • オリジナルグッズやカレンダーの作成・販売
  • 愛馬命名の募集
  • 口取り式への参加
  • 募集馬見学ツアーの開催
  • プレミアムパーティーやG1優勝記念祝賀会の開催

公式サイトやアプリだけでなく月刊誌も発行されており、愛馬に関する情報提供に力を入れていることがわかります。

キャロットクラブが向いている人

キャロットクラブが向いている人の特徴は次のとおりです。

  • キャロット入会チャレンジに参加できる方
  • 出資費用が多少かさんでも問題ないという方
  • ノーザンファームや白老ファームの良血馬に出資したい方
  • 40口クラブはハードルが高いと感じる方

キャロットクラブに新規入会する際は、2次募集の際にいわゆる「キャロット入会チャレンジ」に参加する必要があります。

2次募集で残る頭数はおよそ5頭~10頭程度なので、初年度は好きな馬を選べません。それでもキャロットに入会したい!という方向きです。

ノーザンファーム産の馬はサンデーレーシングでも募集されていますが、「40口はハードルが高いな」と感じる方にもキャロットクラブがおすすめです。

まとめ:抽選倍率は高くても募集馬やサービスの質を求める方向き

キャロットクラブの評判や入会方法、会費などについて解説しました。

新規入会のハードルが非常に高いことから、運がなければ入ることができないクラブですが、募集馬やサービスの質は非常に高く文句のつけどころがありません。

入会するまでの根気は必要になるものの、一度入会さえすればアワーブラッドや最優先制度などで欲しい馬に出資しやすくなります。

ぜひ本記事で紹介した内容を参考に、キャロットクラブへの入会を検討してみてください!

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