パンサラッサが引退して種牡馬入り G1レースを沸かせた令和の逃げ馬

令和の大逃げ馬として人気を集め、見事サウジカップを制したパンサラッサ。

2023年6月に繋靭帯炎を発症し休養に入り、復帰戦のジャパンカップでも見事な逃げっぷりを披露してくれました。

そんなパンサラッサですが、広尾サラブレッドクラブから正式に引退が発表されました。パンサラッサの引退理由や引退後の予定、産駒の予想などについてまとめていきます。

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目次

パンサラッサの引退理由

パンサラッサの引退理由は主に次の2つの考えられます。

  • もともと年内で引退する予定だった
  • 種牡馬入りが決定している

もともと年内で引退する予定だった

パンサラッサの調教師である矢作芳人先生によると「最初から年内で引退と考えていた」そうです。

ジャパンカップの後も脚元に問題はなかったそうですが、ここを引き際と考え引退を決意されたみたいですね。

パンサラッサは現時点で6歳なので、引退する年齢としては妥当と考えられます。

種牡馬入りが決定している

パンサラッサはアロースタッドで種牡馬入りすることが決定しています。

恐らくサウジカップを優勝した時点で種牡馬入りは決定していたので、これ以上無理に走らせる必要はなかったのでしょう。

パンサラッサはロードカナロアの後継であり、さらにサンデーサイレンスの血が入っていないという珍しい血統です。

種牡馬になってからの活躍も期待したいところです!

パンサラッサの引退後の予定

パンサラッサの引退後の予定をまとめます。

引退式

日程は不明ですが、引退式を行う方向で調整されているそうです。

引退式は一般の方でも観覧できます。パンサラッサのファンの方は続報を楽しみに待ちましょう。

アロースタッドで種牡馬入り

パンサラッサは引退後、アロースタッドにて種牡馬入りすることが決まっています。まだ引退が発表されたばかりなので、初年度の種付け料などは未定です。

アロースタッドにはエポカドーロやカフェファラオ、シニスターミニスターなどの名馬が多数繋養されています。

一般見学も可能なので、パンサラッサに会いに行きたい方は来年以降の見学期間中に申し込んでみてください!

パンサラッサの産駒はどうなる?

パンサラッサ産駒がどうなるのかを予想しながら解説します。

パンサラッサの初年度産駒はいつ生まれる?

2024年に種付けを行った場合、パンサラッサの初年度産駒は2025年1月~5月頃に生まれると予測できます。

競走馬になるのは2歳からなので、2025年産駒のデビューは2027年~2028年頃になるでしょう。

なおイクイノックスも2024年から種牡馬入りする予定なので、初年度産駒は同世代になります。

パンサラッサ産駒はクラブで募集される?

パンサラッサは広尾サラブレッドクラブの所属馬なので、広尾では確実に募集されるのではないでしょうか。

他にもラフィアンやユニオン、ウインなど日高系列のクラブではパンサラッサ産駒が募集される可能性が高いです。

一口馬主クラブでは基本的に1歳時に募集が開始されるため、初年度産駒の募集は2026年になると思われます(当歳募集なら2025年)。

パンサラッサの競走成績

スクロールできます
開催年レース名着順距離競馬場
2021年福島記念(G3)1着芝2000福島
2022年中山記念(G2)1着芝1800中山
2022年ドバイターフ(G1)1着芝1800ドバイ
2022年天皇賞・秋(G1)2着芝2000東京
2023年サウジカップ(G1)1着芝1800サウジ

パンサラッサは国内G1こそ優勝していませんが、海外G1であるドバイターフとサウジカップを優勝しています!

いずれもパンサラッサ得意の大逃げで勝利しており、大きな話題となりました。

2022年の天皇賞(秋)ではイクイノックスとの接戦を見せるなど、人気になるのも頷ける活躍っぷりを見せてくれています。

パンサラッサの引退まとめ

パンサラッサは2023年のジャパンカップをもって引退し、アロースタッドで種牡馬入りすることが決定しました。

2024年に種付けが行われた場合、2025年に初年度産駒が誕生、2027年~2028年頃のデビューとなります。

一口馬主クラブでもパンサラッサ産駒が募集される可能性は高いため、楽しみに待ちましょう。

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